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災害に備えて考えておきたいこと

災害に備えて考えておきたいこと

こんにちは。
代表の佐竹タケオです。
今回は日本で日常化してしまっている
「災害」について考えてみたいと思います。

家を建てる前に考えたい「災害」のこと

先日、家づくり勉強会の際に受講した方から、
「最近、日本では災害が多いので、せっかく建てた住宅が被害にあうのが怖い」
というお話が出ました。
台風や地震といった災害が、対岸の火事ではなく日常の延長にあることを最近の事象は気づかせてくれます。
安全に暮らすには、災害にあってしまったらどうすればいいのか、どんな対策が必要なのか、どんな家にすれば暮らしを守れるのか、などをお伝えできれば、と思います。

日本は災害が多い

日本は地震が多いことで知られています。最近では阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震など、大規模な地震が起きています。これらの大規模な地震のほかにも各地で地震が起きており、その被害は大変なものです。
また、梅雨が終わり7月くらいから台風シーズンがやってきます。2018年9月4日に上陸した台風21号は非常に強く、大阪を中心に甚大な被害をもたらしました。2019年9月9日には台風15号が千葉県を中心に甚大な被害が出ました。
また、2019年の台風19号では、暴風雨による影響のほか、低気圧や前線の影響で大雨になり、河川の氾濫や土砂災害が相次ぎました。

家庭での防災への備え

では、実際に災害が起こった時に何をするべきなのか。災害が起こる前に準備しておくことはなんでしょうか。

ガス停止の備え

地震が起きた場合、ガスがシャットダウンしてしまう場合があります。その場合、ガスコンロや給湯器は使用できません。大震災が起こった時に必要とされたもののなかでカセットコンロとガスボンベが挙げられていました。東日本大震災や阪神淡路大震災が起こったのは冬の寒い時で、このカセットコンロによって暖かい食べ物や飲み物をいただくことができます。

停電の備え

停電で一番困るのは夜の明かりです。懐中電灯やローソクが必要になります。合わせてライターや乾電池の備蓄があると安心です。情報を仕入れるため、電池式、手回し式のラジオがあるとよいです。余裕があればケータイの予備バッテリーがあるとよいでしょう。

断水の備え

災害時には給水車が出動することがありますが、何回もいかなければいけなかったり、毎回何十リットルも運ぶのも大変です。災害用に飲み水を備蓄しておきましょう。使い捨ての簡易トイレやウエットティッシュがあると重宝します。

食料の備え

数日間は家にこもっていても大丈夫なように、乾パンやクッキー、カップ麺などを備蓄しておきましょう。もちろんカップ麺はお湯が必要ですから、前出の水やガスコンロが必須になります。

 

災害に強い住宅装備

今の住宅は耐震等級が建築基準法によって定められており、過度な心配は必要ありません。耐震等級については1~3までレベルがありますが、今回はここでは詳しく書きません。そのほかの災害に対して有効な住宅設備についてご紹介いたします。

床下収納庫

床下収納が災害対策?と思われるでしょうが、床下収納もりっぱな収納庫。しかも頻繁に出し入れする場所ではありませんから、こういう場所を有効利用して水や食料を保管しましょう。

太陽光発電+蓄電池

太陽光発電システムは、最近まで売電を目的で設置する家庭が多かったのですが、これからは自分の家の生活で使用するエネルギーは自分の家で賄う時代が来ています。そこで、太陽光発電システムと蓄電池を設置し、災害が起こっても一定の電気が使用できるように備えることができます。

井戸水の利用

上水道はストップしてしまうことがありますが、井戸水は水脈の変化がない限りは利用可能でしょう。しかし井戸ポンプは電気が必要ですから、手押しポンプが必要になります。

雨水タンクの利用

駐車場にタンクを設置し、雨水を貯めることができます。溜まった水は洗車に利用したり、災害時にトイレの水等に利用できます。

地震保険の加入

東日本大震災が起こって被災した人のうち、地震保険に加入していたのは全体の40%ほどでした。火災保険は加入していたけれど、地震保険に加入していた人が思っていたよりもすくなかったのです。地震保険は、地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする火災、損壊、埋没または流失による建物や家財の損害を補償します。

 

 

災害は突然やって来ます。それに対して私たちができることは備え、つまり準備だけです。今回紹介したすべてできるとは思いません。しかし、簡単に準備することが出来ることがあることも事実です。自分で出来る、用意できる範囲内で備えておきたいですし、住宅購入を考えている方ならば、地震に対する住宅の備えについても少しは考えておかなければなりません。

 

 

 

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