100万円の工事、実際いくらになる?
2026年06月24日
100万円の工事、実際いくらになる?
「外壁塗装100万円です」
「水まわり改装120万円です」
リフォームの話を聞いていると、“〇〇万円”という言葉をよく見かけます。
ですが実際に見積りを取ってみると、
「思ったより高い…」
「追加費用が多い…」
「結局いくら必要なの?」
と感じる方は少なくありません。
家づくりやリフォームでは、“表示されている金額”と“最終的に支払う金額”に差が出ることがあります。
今回は、「100万円の工事」が実際にはどうなるのか、分かりやすくお話ししたいと思います。
■「工事代100万円」は総額ではないことがある
まず知っておきたいのは、広告やチラシの価格が“工事本体価格”だけの場合があるということです。
例えば、
・設備本体
・基本工事
・標準施工
までは含まれていても、
・足場代
・解体処分費
・電気工事
・下地補修
・諸経費
・消費税
などが別になっているケースがあります。
つまり、「100万円」と聞いていても、最終的には120万~140万円前後になることも珍しくありません。
これは“ぼったくり”ではなく、実際の現場で必要になる工事が追加されるためです。
■家によって条件がまったく違う
同じ「外壁塗装」でも、
・家の大きさ
・築年数
・劣化状態
・立地条件
・使用材料
によって費用は変わります。
例えば養老町周辺でも、
・道路が狭く足場が組みにくい
・隣家との距離が近い
・雪や風の影響を受けやすい
・日当たりで劣化差がある
など、家ごとに条件がかなり違います。
特に築20年以上の家では、見えない部分の補修が必要になることもあります。
最初は「塗装だけ」の予定でも、
・コーキング打替え
・下地補修
・板金修理
・防水工事
が必要になるケースも多いのです。
■安く見せる見積りには注意
リフォーム業界では、最初の見積りを安く見せるケースもあります。
例えば、
「今だけ特価」
「キャンペーン価格」
「100万円ポッキリ」
という言葉で興味を引き、後から追加工事が増えていくパターンです。
もちろん、すべての会社がそうではありません。
ですが、見積りを見るときは“総額で考える”ことが大切です。
特に確認したいのは、
・何が含まれているか
・何が別途なのか
・追加の可能性はあるか
・消費税込みかどうか
この4点です。
数字だけを見るのではなく、「どこまで工事してくれるのか」を確認すると失敗が減ります。
■逆に「高い見積り」が安心な場合もある
実は、最初から少し高めに見える見積りの方が、結果的に安心なこともあります。
なぜなら、
・必要な補修を最初から入れている
・後から追加になりそうな部分を説明している
・長持ちする仕様にしている
というケースがあるからです。
工事は“契約金額の安さ”より、“完成後に安心できるか”が重要です。
特に住宅は、10年20年と暮らしていく大切な資産です。
目先の数万円だけで判断すると、後で修理費が増えることもあります。
■「予算+予備費」で考えるのがおすすめ
家づくりやリフォームでおすすめなのは、
「予算ぴったり」で考えないことです。
例えば100万円を予定しているなら、
+10~20%程度の予備費
を見ておくと安心です。
住宅工事は、実際に開けてみないと分からない部分もあります。
特に古い家ほど、
「ここも傷んでいた」
「下地が弱っていた」
ということがあります。
余裕を持った資金計画は、結果的に後悔を減らします。
■まとめ
「100万円の工事」と聞くと、100万円で終わるイメージを持ちます。
ですが実際の住宅工事では、
・追加工事
・諸経費
・下地補修
・消費税
などで金額が変わることは珍しくありません。
大切なのは、“安いか高いか”だけではなく、
「その金額でどこまで安心できるか」
を見ることです。
家は、完成して終わりではありません。
その後の暮らしが続いていきます。
だからこそ、数字だけに振り回されず、内容をしっかり確認しながら進めることが、満足できるリフォームへの近道だと思います。
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