生産性の低い中小工務店

2023年03月19日

ギフトホーム佐竹です。
本日は、お昼から手筒花火師「瓢」の
活動がありまして、今回手筒花火の講習が
養老町で行われることになり、それのお手伝いと
講習を受けに行っておりました。

さて本日は住宅会社の選び方について

ここ数日、騒がせている住宅会社のニュース

椅子を蹴って「辞めれば？」「クソ弱すぎる」
オープンハウス執行役員（41）のパワハラ・暴言
https://news.yahoo.co.jp/articles/e70c95c2a2997176eab4de1f55168112acdb7d1b

オープンハウスという会社はとても有名な会社ですが、
今回このようなニュースになってしまうということは、
会社内でこのようなことが常態的に行われている
ということが推測できます。

ハインリッヒの法則というものをご存知でしょうか

ハインリッヒの法則とは、１対29対300の法則とよばれ
１件の重大事故の裏には29件の軽微な事故と
300件の怪我に至らない事故があるというものです。
主に労働災害における怪我の程度を分類して
その比率を出されている法則なのですが、
これは今回のニュースにも当てはまるのではないかと
考えています。

今回オープンハウスの役員が、パワハラ暴言をしたと
ニュースになりましたが、これをハインリッヒの法則に
当てはめると、日常的にこのようなパワハラが行われており、
会社内での社員間のコミュニケーションも
そのようになっているのでしょう。

以前この会社の朝礼の様子を見たことがありますが、
軍隊式と言いましょうか昭和時代の営業方針が
取られているような感じが致しました。

考えていただきたいのは、このような会社から住宅を
購入するとどういうことになるかということです。
オープンハウスは上場企業ですから、売上や利益に
対する姿勢は厳しいものがあると思います。
もちろん営業にはノルマが課せられ、
現場は生産性の向上が求められると思います。

私はオープンハウスの営業や施工体制のことは
あまり存じませんが、ネットでの意見や実際に
検討した方などに聞いてみるとあまり良くない
営業スタイルや施工方法が取られていることが
散見されます。

これは今回のニュースのような上層部の意識が
そのまま会社の雰囲気になっていると考えても
良いと思います。

調べてみますと、低性能で施工品質も悪い住宅が、
世間相場よりも高く半ば強引な営業で
販売されているという事実が出てきます。

このような会社がある限り日本の住宅産業は
良くなりません。このような住宅を強引な営業で
販売された方々はどう思っているのでしょうか。

騙されたと思って泣き寝入りするのか、
何も知らずに過ごして行くのか。
とても悲しい現実のように感じます。

オープンハウスのような住宅会社が上場企業になる
日本という社会もおかしいと思わざるを得ません。

我々中小企業は生産性が低いと言われています。
しかしオープンハウスのような低性能で施工品質も
悪い住宅が生産性が高いというのであれば
そんな住宅はいらないと思っております。

生産性はそんなに高くなくとも、
高品質な住宅を作っていく
中小工務店が支持される日が来ると
期待しています。

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