断熱性能とは？

2023年03月30日

ギフトホーム佐竹です。
本日は朝から、施工現場の
立会い言っておりました。
その後戻って会社の月次
会計監査がありました。
午後はリフォーム工事の
現場調査にお伺いして
参りました。やりたいことと、
予算がしっかり決まっておられる
とのことで、見積もりや提案も
しやすいのではないかと感じました。

さて本日は、
住宅の断熱性能についてです。

住宅の断熱性能とは、室内の
温度を一定に保つために外気
からの熱移動を制御する性能
のことです。断熱性能が高い
住宅は、冬場に暖かく、夏場に
涼しく、快適な室内環境を
維持することができます。

一般的に、住宅の断熱性能は
建物の壁や屋根、窓などの
断熱材の種類や厚さ、設計上の
配慮、施工の質などによって決まります。
また、断熱性能を表す指標としては、
「熱貫流率」や「ＵＡ値」があります。

これらは、単位面積あたりの熱の流れを
表す値で、数値が小さいほど
断熱性能が高いことを示します。

住宅の断熱性能が高いと、冷暖房の
効率が良くなり、エネルギー消費量が
削減されます。その結果、省エネ効果が
高まり、光熱費の節約や地球環境の
保護にもつながります。

ＵＡ値とは「外皮平均熱貫流率」
のことで、どのくらいの熱量が家の外に
逃げやすいかを表す数値です。

住宅の内部から床・外壁・屋根
（天井）・開口部などを通過して
外部へ逃げる熱量を外皮全体で
平均した値です。

つまり、熱損失の合計を外皮面積で
除した値で、値が小さいほど熱が逃げ
にくく、断熱性能が高く、省エネルギー
性能が高いことを示します。

現在日本の建築基準法では、
断熱性能を断熱等性能等級
で表されています。断熱等性能等級
とは、品確法（住宅の品質確保の
促進等に関する法律）に規定された
省エネ性能を表す等級のことを示した
ものです。これは国土交通省が
制定しています。

断熱等級は2023年4月現在、
等級１から等級７まで制定されています。
次回断熱等級について詳しく
解説したいと思います。

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