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この屋根材を採用する会社はやめた方がいい

この屋根材を採用する会社はやめた方がいい

ギフトホーム佐竹です。

「名言から学ぶ組織論」というメールマガジンを
購読しているのですが、そのメルマガの発行者から
「アートとクリエイトを体験するスペシャルツアー」
というツアーのお誘いがあり、10/27.28と参加
してきました。10/27は・金沢21世紀美術館・
鈴木大拙館・松風閣庭園・SHOKUDO Yarnを巡りました。
金沢21世紀美術館は現代美術を収蔵した
金沢市立の美術館。2004年10月に開館。
もう20年ほど経過している建物ですが、
今見ても真新しい建物です。行ったときは、
DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット)
一次のインターフェースへという展示会が行われており、
デジタルテクノロジーを使って、アーティスト、建築家、
科学者、プログラマーなどが様々な試みをもって、
今後の衣食住も含めたライフスタイルの提案を
されておりました。このような様々な興味深い
展示をされている金沢21世紀美術館。今後も
また訪れたいと思います。

 

名言から学ぶ組織論
https://es-keiei.jp/kaiin-melmaga-service/
購読したい場合は↓から。
月額費用が300円引きになります。
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さて本日は、屋根材について

「おすすめの屋根材はありますか?」と聞かれ、
思わず「瓦です」と答えましたら、「ガルバニウム
鋼板じゃないんですか?」と言われました。

 

ガルバの屋根ももちろんおススメなんですが、
一番何がいいかと聞かれたら迷わず瓦と
答えます。しかし瓦といっても、いろいろありますが、
もちろんおススメは日本瓦です。

 

瓦は日本瓦の他にスレート瓦やセメント瓦などが
あります。スレート瓦やセメント瓦は日本瓦に
比べると耐用年数がどうしても低くなります。
ガルバの屋根と比較しても同じくらいですので、
その後のメンテナンスのことも考えると、一番は
日本瓦でしょう。

 

しかし最近の住宅には日本瓦はあまり使用
されなくなりました。まず、日本瓦は重いので
屋根材として不適格であると思われていることが
挙げられます。

 

地震や台風が起こるとニュース映像で屋根瓦が
飛んで行って、その後ブルーシートがかけられる
光景を目にしたことのある人は多いと思います。
また、重い日本瓦の家が地震にあい、潰れて
しまったということもあります。

 

この場合の飛ばされた屋根のある家というのは、
築30年以上の古い家がほとんどです。

 

古い日本瓦のある住宅の工法は、「土葺き」
という工法が使われていることがあり、
この場合年数が経過すると土がやせて
瓦を支えきれなくなり、ズレが生じてしまいます。

 

このズレが生じたところに地震が来ると
屋根瓦は大きな損傷を講じてしまうのです。

 

また地震で潰れてしまった家というのは、
耐震補強がされていない、柱や土台、
梁などが、老朽化により素材そのものの
耐久性を失っていることが原因です。

 

しかし現在では、「引掛け桟瓦葺き工法」が
採用されています。屋根下地の上に、
ルーフィングという下葺き材や防水紙を
引きます。その上から桟木とよばれる木材を
うちつけ、桟木に瓦の裏のツメを引っかけて
釘を打って、瓦を固定します。この工法により、
屋根から瓦が落ちてしまうことも少なくなりました。

 

日本瓦はもともと日本の建築物の屋根として
長年採用されてきました。瓦自身の耐久性は
かなり高く、その瓦を屋根に設置する工法が
確立されたことから、日本の住宅における
日本瓦の優位性は確かなものになっています。

 

このことから日本瓦は確かに重いのですが、
耐震補強がしっかりとされている現代の
住宅設計では、重量が重いことによる
デメリットはありません。

 

次におススメをしているのは、
「ガルバニウム鋼板」になります。

ガルバニウム鋼板は、アルミニウムが55%、
亜鉛43.4%、シリコン1.6%からなっています。

 

アルミの長期耐久性と耐熱性、亜鉛の
犠牲防食作用を併せ持つ非常に耐久性が
高くまた軽い屋根材になります。

ガルバニウム鋼板のことをトタン板と
勘違いしている方がたまにお見えですが、
ガルバニウム鋼板とトタン板は似ていますが
全く違う材料です。

 

またガルバニウム鋼板は、太陽光発電システムを
設置するのに非常に適しています。太陽光
発電システムのメーカーはガルバニウム鋼板の
縦葺きの専用金具を使用することが多い
ですので、施工の面でも非常に相性が
よいのです。

 

一番おススメしないのは「スレート屋根」。
コロニアルやカラーベストなどという商品名で
呼ばれたりもします。スレート屋根を使用
している住宅会社はコストを抑えたいだけで
この商品を選んでいます。スレート屋根を
標準採用している住宅会社はそもそも
選択から外した方がよいでしょう。

 

購入価格は安くなるかもしれませんが、
メンテナンスコストが爆上がりします。

住宅の中でもメンテナンスコストが非常に
高額になるのが屋根になります。最初の
選択を間違えると後悔の度合いも
大きいですので慎重に考えて
いただきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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