第三種換気でも高気密は必須です
2025年01月24日
第三種換気でも高気密は必須です
住宅を新築を検討している皆さん、
換気の方式についてどれくらいご存じでしょうか?
中でも「第三種換気」において、
高気密が不要だという声を
聞いたことがあるかもしれません。
しかし、この考え方には注意が必要です。
今回は、第三種換気においても
高気密が求められる理由について詳しく解説します。
換気と温熱環境の密接な関係
「空気の入れ替えだけなら温熱環境に影響しない」
という話を耳にすることがありますが、
これは大きな誤解です。
換気そのものが外気を取り入れる行為であり、
夏は冷房負荷を、冬は暖房負荷を増大させます。
つまり、換気と温熱環境は密接に関係しています。
特にC値(隙間相当面積)が2.0程度の家では、
給気口から予定通りに入ってくる
空気の量は全体の1/3程度に過ぎません。
残りの2/3は、隙間風として不規則に流入します。
このような状況では、
計画的な空調管理が難しくなり、
冷暖房効率が著しく低下します。
第三種換気で高気密が求められる理由
第三種換気とは、室内の空気を
排出するための換気扇を設置し、
外気は給気口や隙間から
自然に流入させる仕組みです。
一見すると、隙間が多くても
問題がないように思えますが、
実際にはそうではありません。
例えば、給気口から入ってきた外気を
効率よく除湿や加熱するためには、
空気が計画通りに流れることが重要です。
隙間からの不規則な流入が多いと、
外気を適切に処理することが難しくなり、
湿気や結露の原因となるリスクが高まります。
また、意図しない場所から隙間風が入ると、
次のような問題が発生します:
結露リスクの増加
サッシ周りや壁体内での結露。
空気質の低下
給気口のフィルターを通らないため、
花粉やPM2.5などが室内に入りやすい。
局所的不快感
予期しない場所からの冷気や熱気の流入。
これらの問題を防ぐためには、
隙間風を最小限に抑える
高気密施工が必要不可欠です。
高気密で実現する快適な室内環境
高気密な住宅では、
換気設備が設計通りに機能しやすくなり、
室内環境の質が大幅に向上します。
具体的には
計画的な空調管理
外気を効果的に処理し、
快適な温度と湿度を維持。
エネルギー効率の向上
無駄な冷暖房負荷を削減。
健康リスクの低減
フィルターを通した
清潔な空気の供給。
第三種換気を採用する場合でも、
これらの恩恵を享受するためには
高気密であることが前提条件となります。
第三種換気であっても、
高気密は必須です。
気密性能を高めることで、
計画通りの換気を実現し、
室内環境を快適で安全なものに
することができます。
「気密は不要」という考えは、
設計者や施工者の知識不足を示す
場合が多いので注意が必要です。
住宅の新築やリフォームを考える際は、
ぜひ気密性能にも目を向けてください。
そして、信頼できる専門家に相談することで、
理想の住まいを実現してください。
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