駐車場作りはここだけおさえましょう
2021年01月09日
駐車場作りはここだけおさえましょう
私たちが住んでいる地域では、車は欠かせない存在です。車を持っていないと通勤や通学生活にも支障が出てしまいます。ですから、マイホーム計画をする時に必ず駐車場も設計に入れます。 マイホーム計画を立てる上で車を駐車する位置も重要な要素ですから、必ず設計の中に車を配置して考えた方が良いでしょう。車を配置せずに設計をしてしまうと、いざ家ができてから、車を置くスペースがないなんてことになりかねません。車を置けたんだけど車への乗り降りがすごくしにくいなんてこともあったりしますから、きちんと押さえておきたいところです。
駐車スペースはどれくらい必要か
車のサイズにもよりますが、普通自動車の場合、長さが450センチ、幅が170センチくらいです。駐車場に必要なスペースはもちろん車の寸法だけではいけません。乗り降りするスペースが必要ですから、運転席助手席共に余裕のあるスペースがあると良いでしょう。ドアの開閉や、駐車するときの余裕などから、車の前後に50 センチくらい、左右にも65センチくらいスペースがあると乗り降りに余裕ができます。そうすると駐車スペースは前後の長さが550センチ、 横幅は300センチ 必要になってきます。
家族の中に高齢者や車椅子の方がいる場合などは、 もう少し広いスペースがあった方が良いでしょう。
駐輪場のことも考えておきましょう
今現在使用していなくてもバイクを購入したり、 子供が大きくなって自転車で通学するように行った時、自転車を停めておく駐輪場が必要になります。家を建てた時には必要だと思わなかった駐輪場が必要になる場合がありますので、その場所の確保も必要です。またご家族で車が2台以上ある場合はその台数分の駐車場の確保もしなくてはなりません。
できれば駐車しやすい配置にしたい
土地の状況や、家の設計状況にもよりますが、できれば駐車場は車の置きやすい駐車方法で車を停めたいものです。縦列駐車は苦手な方が多いですから、できれば縦列駐車で停める駐車場は控えた方が良いでしょう。もちろん縦列駐車しかできないのであれば、どの場所にどのように配置するかで駐車のしやすさも変わってきます。
土地の配置から車を2台縦列に停める駐車場にする場合があります。その場合は多くの車が出ようとした時、前の車を一旦出さなければ後ろの車を出すことができません。これは毎日のことですから、当然苦痛に感じるでしょう。できればそのような設計は避けたいものです。
駐車場の勾配にも気をつけよう
駐車場に勾配がないと、当然雨などが溜まりやすくなります。それを避けるために勾配を数パーセントつけるのですが、立地の問題などで勾配をつけすぎると クリープ現象では進まなくなってしまいます。その場合はアクセルを強く踏む必要があり、慣れていないと車を当てたりする可能性が高くなります。あまり勾配があると、しっかりとパーキングブレーキをかけておかないと、誤って車が移動してしまい、思わぬ事故を起こしてしまうこともあります。駐車場の勾配にも少し気にかけましょう。
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