上棟は大安・吉日で

2023年07月25日

上棟は大安・吉日で

ギフトホーム佐竹です。

本日は、暑い一日になりました。
今後もこの猛暑は続くと思います
ので、体調を整えて頑張りたいと
思います。午前中に、お客様の
ところへ見積書を提出に行きました。
浴室を特殊な方法で加工する、
イレギュラーなお仕事ですが、
施工することになりましたので、
後日入念に打ち合わせを
したいと思います。

さて本日は、六曜について。

さまざまなシーンで、利用される
のが、日取りに関する六曜です。
住宅建設においても、さまざまな
シーンで六曜は利用されます。

六曜とは、大安・仏滅・先勝・
先負・友引・赤口で構成されて
おります。

住宅建設で六曜が活用される
シーンとは、契約・地鎮祭・着工・
上棟・引き渡しなどです。

六曜の一般的な解釈は次の
通りです。

大安（たいあん）…すべて吉
仏滅（ぶつめつ）…すべて凶
先勝（さきがち）…午前は吉、午後は凶
先負（さきまけ）…午前は凶、午後は吉
友引（ともびき）…朝夕は吉、正午が凶
赤口（しゃっこう）…正午は吉、前後は大凶、他は凶

住宅の契約・地鎮祭・着工・引き渡し
などは、大安だけではなく、先勝の午前、
先負の午後などに行われることが多いです。

一方「赤口」は、「火」や「血」を
連想することから、契約を避ける
ことが多いようです。

もう一つ、六曜のほかに
「十二直」というものがあります。

十二直の歴史は古く、
「六曜」よりも古くから
信じられてきたものです。

暦上の日を名前の通り
12種の吉凶日に分けたもので、
それぞれ意味があります。。

建（たつ）…吉日、物事を始めるのに良い日で最吉日とされている
除（のぞく）…吉日、基本的に吉日だが、婚礼・旅行は凶日
満（みつ）…吉日、旅行・婚礼・移転などは吉、土木工事は凶日
平（たいら）…吉日、婚礼は大吉、種まきや土を掘るなどの行為は凶
定（さだん）…小吉日、縁談・結納・売買などが吉、旅行は凶
執（とる）…小吉日、婚礼・祝い事が吉、財産整理・金銭が凶
破（やぶる）…凶日、婚礼・祝い事が大凶、契約などが凶
危（あやぶ）…凶日、旅行・登山・開店・開業が凶
成（なる）…小吉日、転居・開店・開業などが吉、結納が大吉
納（おさん）…小吉日、商品の売買、新築が吉、旅行・婚礼・葬式は凶
開（ひらく）…半吉日、開業・建築・出張・婚礼は吉、葬式は凶
閉（とづ）…凶日、建墓が吉、開業・開店などが凶

この中でも、縁起の良い日と
されているのは、
「建」「満」「平」「定」「成」「開」
になります。

特に、六曜の大安・友引と、
十二直の建・満・平・定・成・開が
重なる日は良い日とされています。

ただ、十二直には「三隣亡」という
日があり、この日だけは絶対に
避けましょう。三隣亡は、
三軒隣の家まで滅ぶという
意味合いがあり、建築関係の
行事は必ず避ける日となっています。
特に上棟はこの日にすることはありません。

このように、吉凶を考えると
住宅に関する行事の
日柄が決まってしまいます。

ただし、日柄の悪い日は
業者の手配がしやすかったり、
引越しの場合は安くなったりもします。

日柄を気にしすぎるとスケジュールが
どんどん伸びてしまいます。仕事の
都合に合わせられないこともあります
ので、あくまでイベントの一つの参考に
とどめておくとよいでしょう。