気密・断熱は数値をしっかり確認して！

気密・断熱は数値をしっかり確認して！

ギフトホーム佐竹です。

 

本日は、ほぼ内勤。

見積りを作成したり、

社内雑務をしておりました。

 

さて、本日は断熱等級と気密性能について

 

何度もこのブログでも

書いていることですが、

断熱等級は現在７つあります。

 

等級		６地域
等級７	UA	0.26
等級６	UA	0.46
等級５	UA	0.60
等級４	UA	0.87
等級３	UA	1.54
等級２	UA	1.67

 

2025年の省エネ性能義務化により、

等級４以上にしなくてはならないと

決定されております。

 

この先予想されるのは、

どの住宅会社も

等級４で商品を作っていくことが

予想されます。

 

法律で決まっているから

そうなります。

 

しかし、断熱性能だけ

見てしまうと失敗することに

なりかねない。

 

 

それが気密性能です。

 

上の図を見ていただきますと、

気密の重要性がよくわかるのですが、

高気密住宅といわれる

Ｃ値1.0の家でも自然給気口からの

給気量は全体の50％。

 

ということは、残りの50％は

その他の隙間から給気されていることに

なります。

 

Ｃ値1.0ならまだよいほうで、

気密試験をしていない住宅だと

Ｃ値2.0～3.0はざらにありますから

計画給気量は25～35％です。

 

例えば、高断熱住宅でも

Ｃ値が3.0だと計画給気量が

25％になってしまい、

75％は隙間から給気してしまう。

 

これでは外気の影響を受けやすくなり

断熱性能を発揮できなくなります。

 

今の住宅業界では

高断熱・高気密といっているけれども

数値としてだしていない会社が

たくさんあります。

 

冬暖かく、夏涼しい

といっても言葉遊び。

実際の数値はどうなのか。

 

これがあるあるで、

実際に家を建てて

思ったほど冬暖かくない、

夏は暑くて冷房費がかかる。

なんてことに。

 

そこを心配するのであれば、

しっかりとその住宅の

断熱性能と気密性能を

数値で確認すること。

 

省エネ性能をクリアしてます。

だけでは満足は得られません。

 

 

 

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