断熱性能にこだわる

2023年05月10日

ギフトホーム佐竹です。

本日は、午前中は見積書の
作成をしておりました。
結構溜まってしまっておりまして、
一気にこなした感じです。

午後からは商工会の理事会に
出席してきました。５月末に
総代会があるのですが、なんと私が
議長を務めることになりました。
とても緊張しそうです。

その後、午前中に作成した見積書を
持ってお客様の所へ。コーヒーを
ご馳走になり雑談をしながらいろいろと
お話をさせていただきました。
このお客様との付き合いは
もう15年以上にもなりますから、
とても大切なお客様です。

さて本日は、
断熱だけはしっかりしておこうというお話です。

最近は世間でも、私も
断熱の話ばかりしておりますが、
リフォームの仕事もしておりますので、
どうしても断熱材の大切さを
お伝えしたいという思いが強く出てしまいます。

長い年月が経過したお客様の家では、
冬場は暖房が欠かせません。
エアコンや電気ストーブ、
石油ファンヒーターや、床暖房など
常に暖房し続けないと
部屋がすぐに寒くなってしまうのです。

これはもちろん家の断熱性能が
低いからであり、気密性能も
悪い事が原因になっています。

現在の住宅では断熱性能は
それなりにあり、気密性能も
昔よりも格段に良くなっている
住宅ばかりになっています。

しかし高いレベルでの断熱性能や
気密性能を知ってしまうと、
その格差といいますか、
違いがすごく大きく感じてしまうのです。

家を暖かくする方法は
たくさんあります。先ほど書かせて
いただいた高出力な暖房設備、
効率のよい熱交換換気、
性能のよい断熱（気密）、
日射取得や内部発熱があります。

この中でイニシャルコストだけで
済むものは断熱と日射取得のみになります。

その他はランニングコストや
メンテナンスコストがかかってしまいます。

高断熱な住宅は、
過度な暖房設備を必要としません。

まず室内温度の低下がゆっくり
進みますので、外気温との気温差が
一緒になるまですごく時間がかかります。

このためエアコンを稼働させたとしても、
エアコンがフル稼働することはほとんどなく、
ある程度室内温度が上昇したら、
稼働しているかわからないくらいの運転になります。

この室内温度のゆっくりした低下度合いや、
エアコンの稼働状況などは、
違いがわからないとなかなか
気づきにくいものです。

例えば断熱がしっかりしていたとしても、
気密性能がそれほどでもなかった場合、
室内温度の低下が思ったよりも
早く進んでしまったり、
せっかくはエアコンで温めた空気が
隙間から逃げてしまうため
効率が悪くなってしまうのです。

これが断熱性能の違いや、気密性能の
違いに現れてきます。書類上での
数字ではなかなか体感することは
できませんので、説明されても
ピンとこないのはしかたありません。

この事実を知ってしまうと、
断熱性能や気密性能について
すごく敏感になります。

あまり気にしすぎるのもよくありませんが、
是非知って頂きたい事実なのです。

世間では地球温暖化について
気温が上がることがしきりに
いわれておりますが、
上昇する温度は１℃や２℃です。
日本の冬で暖房が不要になるほど
気温が上がることはありません。

日本の住宅の断熱化は
やはり必須になっていくのです。

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