将来設計士はいらない！？

2023年06月07日

将来設計士はいらない！？

ギフトホーム佐竹です。

本日は、来月から始まる工事の
打ち合わせに行ってまいりました。
当初の予定から大幅に変更に
なることになり、慎重に打ち合わせ
を行ないました。住宅の工事では、
当初の設計から変更されることは
結構ありますが、お施主様と施工
会社の意思疎通が欠かせません。
最後まで気を抜かずがんばりたいと
思います。

さて本日は、
将来の設計士の仕事について

最近、ＡＩが流行語のようになって
おりまして、きれいな文章を書いて
くれたり、記入した文章にそっくりの
写真を生成したりしてくれるサービスが
たくさんあります。チャットＧＰＴや
Bingなどたくさんサービスはあります。

まだまだ粗いところもありますが、ＡＩが
きれいな絵や、イベントに合う絵を書いて
くれますので、大変ありがたいことでも
あります。

その反面、今までデザイナーさんや印刷
会社に頼んでいた仕事が、ネット上で
一瞬で手に入ってしまうのです。

モデルの仕事もＡＩに取られてしまう
のではないかと考えます。なぜならＡＩ
で作成されたモデルの画像は、もはや
現実の人間と遜色ないレベルだからです。

このままＡＩが進化して行きますと、
建築設計士の仕事も楽になります。

現在でも、ある住宅の写真を提示し、
それに合わせてデザインを何種類か
出してくれるサービスを見たことがあります。

とても個人で仕事をするには大変な
時間がかかりますし、そこまでクリエイティブに
何種類もデザインをすることは難しいでしょう。
そんなことをほぼ一瞬で作成して
しまうのです。

難しい構造計算も、ＡＩがしっかりと
こなしてくれるでしょう。しかも人間の
ようにミスすることもなく、
ズルをすることもありません。

住宅設計の間取りについても、
ＬＤＫなどの大きさや、各種要望を
盛り込んで伝えれば、理想の間取りを
作ってくれる可能性もあります。

あとは出来上がった、住宅設計や
間取りを見て、さらにＡＩに注文を
つけて修正して行けば、打ち合わせ中に
間取りの変更は本当に一瞬に出来て
しまうような気がいたします。

こうなりますと設計の仕事はどんどん
楽になる反面、人間が行う設計の
仕事という概念が、どんどん
変わっていこうとしています。