建築中に追加費用が発生するケースとは

2025年11月22日

建築中に追加費用が発生するケースとは

家づくりを進めていく中で、
「思っていたより費用が増えた」という話を
耳にしたことはありませんか。
せっかくの新築やリフォームですから、
予算オーバーはできるだけ避けたいものです。
そこで今回は、建築中に追加費用が
発生しやすいケースをいくつか紹介します。

■図面変更や仕様変更による追加

最も多いのが、工事途中での変更です。
「やっぱり窓をもう一つ増やしたい」
「壁紙をグレードアップしたい」など、
現場を見てから思いつくケースは多いです。
しかし、工事が進んでからの変更は、
材料の再発注や手戻り作業が発生します。
結果として追加費用がかかるのです。
変更はできるだけ早い段階で
相談するのがポイントです。

■地盤や既存部分の想定外の状態

新築では地盤、リフォームでは
既存の建物内部が原因になることがあります。
地盤調査の結果、補強が必要になる場合や、
リフォームで壁を開けたら
構造材が腐っていた、ということも。
見えない部分だからこそ、
工事前に調査をしっかり行い、
説明を受けておくことが大切です。

■電気・水道などの設備追加

コンセントの位置を増やしたり、
照明を追加したりするケースも多いです。
最近は家電が増えており、
設計段階で想定していた数より
多くなることがよくあります。
また、屋外の水栓や外部照明も
後から必要になることがあるため、
生活動線を考えて早めに検討しましょう。

■まとめ

追加費用の多くは、「後から気づいたこと」
が原因です。
完成後の生活をイメージしながら、
設計段階でできるだけ細かく
打ち合わせしておくことが大切です。
信頼できる担当者としっかり話し合い、
納得して進めることで、
安心して家づくりを楽しむことができます。