良い営業と悪い営業の違い
2026年09月11日
良い営業と悪い営業の違い
~家を売る人ではなく、家づくりを支える人を選ぶ~
住宅の新築やリフォームを考えるとき、多くの方が悩むことの一つが「どの会社に依頼するか」という問題です。
会社の規模、施工実績、価格、口コミなど判断材料はいくつもありますが、実際に相談する中で大きな影響を与えるのが「担当する営業担当者」です。
住宅は完成まで数か月、場合によっては何十年も住み続ける大切なものです。そのため、担当者との信頼関係は非常に重要になります。
では、良い営業担当者と、注意した方がよい営業担当者にはどのような違いがあるのでしょうか。
■ 良い営業は「売る」より「聞く」
住宅営業というと、「商品の説明をする人」というイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、本当に良い営業担当者は、最初から自社の商品をすすめることはありません。
まず、お客様の話をじっくり聞きます。
例えば、
「なぜ家づくりを考えたのか」
「現在の住まいで困っていることは何か」
「将来どのような暮らしをしたいのか」
「家族にとって大切なことは何か」
こうした部分を理解したうえで、必要な提案をします。
一方で、注意したいのは、こちらの希望を十分に聞かずに、
「この商品がおすすめです」
「今ならキャンペーン中です」
「早く決めた方がお得です」
と話を進める営業担当者です。
住宅は、お客様によって正解が違います。
話を聞く姿勢があるかどうかは、大切な判断ポイントになります。
■ 良い営業は「できること」と「できないこと」を伝える
住宅工事では、すべてのお客様の希望を100%実現できるとは限りません。
予算や敷地条件、建物の状態によって、難しいこともあります。
良い営業担当者は、そのような場合でも、
「この方法なら可能です」
「この部分は費用が大きくなるため、別の案も考えられます」
「安全面を考えると、この方法はおすすめできません」
と、理由を説明してくれます。
反対に、契約を優先するために、
「大丈夫です」
「何でもできます」
と言うだけの営業には注意が必要です。
住宅は、契約した後や工事が始まった後に問題が発生すると、お客様も会社も困ることになります。
できないことを正直に伝える姿勢こそ、信頼できる対応と言えます。
■ 良い営業は「専門用語を分かりやすく説明する」
住宅には、断熱性能、耐震性能、構造、設備など専門的な内容がたくさんあります。
良い営業担当者は、専門知識を持っているだけではなく、それをお客様に分かりやすく伝える力があります。
例えば、
「UA値が○○です」
「耐震等級3相当です」
という説明だけでは、初めて家づくりをする方には分かりにくい場合があります。
「冬の暖房費を抑えやすい性能です」
「大きな地震への備えを高めた設計です」
というように、暮らしにどう影響するのかを説明できることが大切です。
知識をひけらかす人よりも、お客様が理解できるように伝えられる人の方が、良いパートナーになります。
■ 良い営業は「契約後も変わらない」
住宅営業を見るとき、契約前の対応だけで判断するのは危険です。
契約前は丁寧だったのに、契約後は連絡が遅くなった、相談しにくくなったという話もあります。
良い営業担当者は、契約後も、
・工事の進み具合を説明する
・疑問や不安に対応する
・現場との橋渡しをする
・完成後の相談にも応じる
など、お客様との関係を大切にします。
住宅づくりは、契約した時点が終わりではありません。
むしろ、そこから本当の家づくりが始まります。
■ 営業担当者を見るときのポイント
最後に、住宅会社を選ぶ際には、次のような点を確認してみてください。
・こちらの話を最後まで聞いてくれるか
・メリットだけでなくデメリットも説明するか
・質問に対して曖昧に答えないか
・急がせるような言葉が多くないか
・家族の将来を考えた提案をしてくれるか
営業担当者との相性は、家づくりの満足度に大きく影響します。
■ まとめ
良い営業担当者とは、話が上手な人や、契約をたくさん取る人とは限りません。
本当に信頼できる営業担当者とは、お客様の立場に立ち、一緒に悩み、最適な方法を考えてくれる人です。
住宅は高額な買い物だからこそ、「何を買うか」だけではなく、「誰と一緒につくるか」が大切です。
会社選びをするときは、建物や価格だけでなく、担当者の姿勢にもぜひ注目してみてください。
長く安心して暮らせる住まいづくりは、信頼できる人との出会いから始まります。
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