子どもの入学式に間に合わせたい!住宅の建築スケジュールについて
2022年02月19日
子どもの入学式に間に合わせたい!住宅の建築スケジュールについて
子どもの入学式には新しい家で生活を始めたい。でも、いつから動き出すべき?
お子様が小学校や中学校に入学するタイミングでマイホームを考えているという方は多いのではないでしょうか。
マイホームへの引っ越しは考えているよりも時間がかかるもの。大人にとっても、子どもにとっても一大イベントです。なので、できるだけ負担がないようにしたいのですが、どんなことに注意すれば良いのでしょうか。時間に注目してお伝えします。
注文住宅を完成させるためにかかる期間を学ぶ
注文住宅は建売住宅などとは異なり、設計からスタートします。建設予定地にまだ前の家が残っている場合には、解体工事をして、整地をする必要があります。そして設計が終わっても、工事の請負契約、建築確認申請などの必要な準備があり、その手続きで1ヶ月近くかかることも覚えておきましょう。
これらの準備が整ってからいよいよ工事に入るのですが、その建築の工法によって施工期間は大きく変わります。木造在来工法と鉄骨工法で期間は変わりますし、当然家の大きさによって期間は変化します。工事の依頼先がハウスメーカーなのか工務店なのかによっても変わってくる場合があります。
家が完成したらすぐ入居!・・・というわけにはいきません。完成後、建築基準法に適合しているかを確認する完了検査を受け、検査済証の交付を受けます。ここまでかかる期間は早くて3ヶ月です。場合によっては半年以上かかる場合もあります。
大事な人生イベントに合わせてスケジュールを組もう
マイホームを建てるときのタイミングとしてよくあるのが、お子様お入学時期や転校時期です。その他のイベント、例えばよくあるタイミングは、お正月、新年度、ゴールデンウィーク、夏休み、お盆休み、クリスマス、年末などです。このタイミングで入居したい!という場合は逆算してその時期に合わせたスケジュールを組むことが大事になります。
住宅の工事期間は早くて3ヵ月というお話が出てきましたが、これは工務店との契約、土地、設計などがすべてスムーズに進まないとスタートラインに立てません。そのため、余裕をもってスケジュールを組んだつもりでも予定よりも時間がかかってしまうことがよくあります。ですので、スケジュールを組む時には余裕をもって数か月プラスしたほうが良いでしょう。もしお子様の入学式に間に合わせたいということならば、2月末に引き渡しを行うと仮定すると、前年の夏あたりから計画を始めるとちょうどよい計算になります。
7~8月から雑誌やネットなどで情報を収集し、業者の選定をします。自分と合う業者が見つかれば契約を行います。その後、土地探しや設計の打合せなどを済ませ、11月くらいから工事着工になると余裕をもって工事が見守れます。工事が完成すれば、検査や契約を済ませて、2月に引き渡しというのが理想の流れとなります。また、お盆前完成などを考えている場合、梅雨などの天候で工事が遅れることもありますので、それも念頭においてスケジュールを組むことが大事です。
入学式に合わせて家を建てたい!と考えているあなた、もう一つ注意しておきたいことがあります。それは年度末には引っ越し業者の仕事のピークを迎えているということです。この時期は入学、入社、転勤などの時期が重なり引っ越し業者がとても忙しい時期なのです。家は建ったけど引っ越しできない!なんてことがないように。
工事期間は状況によって変わることがあります!
入学式に間に合うようにしたいなら、家の完成は2月が理想的。お盆を新しい家で過ごしたいなら7月完成がいいですね。
ただ、これは工事が何事もなくスムーズに進んでいってはじめて上手くいくという前提があります。天候や、工事の変更などで工事期間は変わっていきます。私が経験した中では、いよいよ完成間近というときに東日本大震災があり、すべての物流がストップし、約1月完成が遅れてしまったこともあります。これは稀なケースでしょうが、長い工事期間の中で何が起こるか分からないのが実情です。
そんな中でもどうしても入学式に間に合わせたい!という方もいるでしょう。そんな時は素直に工務店の担当者にその都度相談することが大事です。担当者が親身になって相談してくれる工務店であれば、あなたのプライベートなことも相談に応じてくれるはずです。
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