土地の仲介手数料
2023年02月18日
土地の仲介手数料
こんにちは。佐竹タケオです。
家づくりに絶対必要なもの、いくつもありますが、土地は絶対に必要です。土地がなければ家は建てられません。
その大事な土地探しで雑誌やインターネットを使って探す方も多いかと思います。でも、そこに掲載されている価格だけを見ていると失敗することになりかねません。
なぜ失敗してしまうのか。どこに落とし穴があるのかの種明かしは後々するとして、土地を購入する場合のステップを考えてみましょう。
土地を購入しなければ家づくりができない人はたくさんおみえです。そんな方たちはまず、土地探しから始めてしまうのですが、土地探しをする前にしておいた方がいいことがあるのです。
いきなり土地を探して、よい土地が見つかって購入したすべての方が失敗することはありませんし、これから土地を購入するあなたが必ず失敗するということではありません。土地を購入した後に思っていたよりも出費が多く、その後の生活が苦しくなってしまう。土地にお金を使いすぎ、その分肝心の家づくりのほうにお金を回せない、などとなるケースはすべての方に当てはまるわけではありません。
しかし何も考えずに土地探しから始めてしまうと、そうなってしまう可能性が高くなってしまいます。
では、まず始めに何をするのかといいますと、「資金計画」をしっかりと立てるということです。資金計画で土地にかけられる費用を算出し、明確に予算化することが大事です。ここでの土地の費用とは、純粋な土地の価格だけでなく、土地に関わる色々な費用も含めておくことを忘れてはいけません。
今回はその中の一つ、
「仲介手数料」についてお伝えいたします。
仲介手数料とは、不動産屋さんに支払う報酬です。土地を購入したときに不動産屋さんにお支払いをするものです。ただ必ず必要になるか?というとそうでない場合もあります。
不動産屋さんが所有している土地の場合は仲介手数料は必要ありません。当たり前ですが自分の所有している土地を売買しているわけですから仲介ではありません。新しく造成された分譲地などがそれにあたります。
不動産屋さんが土地の持ち主から販売を委託されている場合は、仲介手数料が必要になります。
仲介手数料について詳しく見ていきましょう。
仲介手数料の法定上限額は下記の通りです。
・200万円以下の土地 (土地代金×5%)+消費税
・200万円超400万円以下の土地 (土地代金×4%)+消費税
・400万円超の土地 (土地代金×3%)+消費税
これが基本になります。
もっと詳しく見ていきましょう。
200万円の土地の場合、
200万円×5%+消費税=110,000円
になります。
400万円の土地の場合
200万円×5%+消費税=110,000円
200万円×4%+消費税=88,000円
110,000+88,000=198,000円
になります。
少し複雑になりました。400万円のうち200万円以下には5%の手数料がかかり、残りの200万円には4%の手数料がかかるという計算です。
では1000万円の土地の場合はどうなるでしょう。
200万円×5%+消費税=110,000円
200万円×4%+消費税=88,000円
600万円×3%+消費税=198,000円
110,000+88,000+198,000=396,000円
になります。
よく土地の仲介手数料は400万円以上の土地の場合は
土地の価格×3%+60,000円+消費税
と言われますが、これは上記の式を簡略化したものなんですね。
土地を探す場合の仲介手数料を資金計画にしっかりと入れておいてください。
ちなみに雑誌やネットで土地を探すときに、よく見てみると物件情報欄の取引態様の部分に「売主」「仲介」と記載がありますので、ご確認下さい。
土地を購入する場合は、土地代以外にも仲介手数料などの費用がかかることを念頭に置いて探すようにしましょう。
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