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冬だから考えるヒートショック対策

冬だから考えるヒートショック対策

家の中の事故で多いのは、第一に転倒です。最近の家は普通にバリアフリー化されていますから、つまづいて転倒するということはほぼなくなりましたが、高齢者の足腰の弱さから、不意に転倒してしまうケースはまだあります。しかし手すりなどの設置により、転倒事故を防ぐ間取りや設置する手すりなどの研究がされています。

続いて多いのは入浴中の事故。入浴中の事故はヒートショックが主な原因です。ヒートショックは暖かい部屋から冷たい脱衣室や浴室に入ることで、血管が縮み、血圧が上昇。寒いですから熱い湯船につかります。すると今度は血管が広がり、血圧は低下します。この血管、血圧の急激な変化が心筋梗塞や脳梗塞を引き起こし、浴室で倒れる事故が起こってしまいます。

 

交通事故よりも多い家庭内事故

厚生労働省の平成28年のデータによりますと、不慮の事故で亡くなった方は約38,000人。そのうち交通事故は約5,000人。窒息や転倒・転落、不慮の溺死及び溺水の合計は25,000件に上ります。交通事故以外の不慮の事故発生場所で一番多いのは、家(庭)で約42.9%を占めています。

ヒートショックの認識不足

最近よく聞くヒートショック。言葉は知っていても実際対策は取られているのでしょうか。平成28年1月に消費者庁が発表した資料によりますと、

 

持病が無い普段元気な人でも入浴事故が起こることを知っている人は34%にとどまる等、入浴事故のリスクが十分に周知されていませんでした。また、安全な入浴方法の目安である「41 度以下で 10 分未満に上がる」を守っている人は 42%にとどまり、浴室等を暖める対策を全く実施していない人も 36%存在する等、消費者の安全対策が不十分であることが分かりました。こうした中で約1割の人が、入浴中にのぼせたり、意識を失ったりしてヒヤリとした経験をしていました。

 

またこの資料の続きには、

②冬の寒い日に行っていること
入浴する際に浴槽の蓋を開けたり暖房機を使用したりして浴室や脱衣所を暖めている人が多いですが、冬の寒い日でも浴室や脱衣所の防寒を行っていない人も 36%いました

 

とあります。

まだまだ、ヒートショックに対する認識が低いといえます。

 

ヒートショックと住宅事情

かつての日本の住宅事情は今の住宅よりも広い家が多く、使用する部屋を個別に冷暖房をしていました。そのため、滞在時間の短い脱衣室や浴室などは暖房するという意識は希薄でした。そのため、現在の住宅事情よりもヒートショックによる事故は多かったと推測されます。現在の住宅は高気密・高断熱化がなされており、また、家自体も無駄のない間取りが多くなりました。そのため家全体を適温に保つことができます。

 

しかし、住宅性能がよくなっていても、住む人の意識が低いままではいけません。現代においても昔ほどではないにしろ、やはり脱衣室・浴室・トイレなどはほかの部屋よりも冬は室温が低いです。高気密・高断熱化したうえで、必要であれば、脱衣室・浴室・トイレなどに適切な暖房器具の設置を検討したいものです。

 

ヒートショックによる事故は65歳を超えてくると事故発生が急に高くなります。若い方には関係のない話に聞こえるかもしれませんが、人間は必ず年をとります。家を建てたときは年齢も若くてヒートショックのことは何も考えていなくても、自分が高齢になったとき、高気密・高断熱の家があなたを守ります。ですから、気密や断熱にも少し目を向けて、よりよい住宅で住みたいですね。

 

 

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