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床下収納・天井点検口のお話

 

床下収納・天井点検口のお話

床下収納って必要ですか?

生活をする上で必要になるのが収納です。生活していると物が増えていきますので、収納は少なからず必要となってきます。最近では収納術などの書籍もたくさんあり、建築デザインでも収納は避けて通れない重要なポイントの一つです。
収納をいかに建築デザインに取り込むかが建築家の腕の見せ所でもあります。
今回はその収納の中でも床下収納に焦点を当ててお話したいと思います。

床下収納の用途

床下収納で設置場所が一番多いのはやはりキッチンです。キッチンの通路部分に設置することが多く、続いて洗面脱衣室に設置することが多いです。
収納するものはキッチンであればお米や、調味料、保存食品、飲料水や、お酒が多いです。洗面脱衣室の場合は洗剤や 、石鹸などをを収納していくことが多いでしょう。

床下収納の主要な目的とは?

床下収納は、物をストックしておくことが本来の目的ですが、建築目線で考えると、床下点検口の役割を果たしています。基礎や土台、配管をチェックするためには、床下に潜らなくてはいけません。そのため床下に入れるように必ず一箇所は床下に入れる点検口を設けておく必要があります。
そのため床下に入る場所を床下収納を兼ねてしまえば一石二鳥となり点検口が無駄になりません。

床下収納のデメリットとは

では床下収納があればとても便利かと言うと、そうばかりは言えません。床下収納は開閉が面倒なので、あげる頻度が圧倒的に少なく、1年ぶり2年ぶりに開けたという人も中にはおられます。結局中にある食材が駄目になってしまったり、床下収納に収納するものは結構重いものを収納することが多いように感じますので、かがんで物の出し入れをしますので、あまり使い勝手が良いとは言えません。

天井点検口も設けておきましょう

同様に天井裏を点検する時に必要なのが天井点検口になります。天井裏に入る工事と言うと、電気配線の工事だったり、獣害が発生した時に必要だったりします。天井点検口は工事の後必要になってから設けることも可能ですが、できれば新築の時に目立たない位置、また建物の構造上問題ない位置に設置することが望ましいです。
当社では収納の目立たない位置に設置することが多いです。天井点検口がリビングの天井にあるとデザイン上も良いとは言えません。設置する位置も設計段階で考えたいものです。

 

床下収納・天井点検口は、生活する上で必ず必要なものではありませんが、今後、家のメンテナンスのことを考えたら必要な設備であることは言うまでもありません。設置位置をよく確認しておくとよいでしょう。

 

 

 

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