ライフサイクルコストを考える
2021年02月12日
ライフサイクルコストを考える
人生の三大資金とは
人生の三大資金とは、 老後資金、住宅資金、 と言われています。
今回は老後資金と住宅資金についてお話しします。
老後資金
老後資金を語る前に、まずこのデータをご覧ください
・生涯年収 2億円
・年金支給開始年齢 65歳
・平均寿命 85歳
では、 65歳から85歳の20年間でいくら必要になるでしょうか?
リタイア後にかかる生活費は、およそ275000円かかるといわれています。一年は12ヶ月で、20年間必要ですから
275000円×12ヶ月×20年=6600万円
老後の必要資金として、 6600万円が必要になる計算になります。
では老後に、年金はいくらもらえるのでしょうか?
月収約36万円で40年間会社員として働いていた場合のイメージです。
厚生年金・共済年金 月額約10万円
国民年金 月額約64000円
夫婦二人に入る年金額はおよそ215000円と言われています。
そうすると生活費が275000円、年金収入が215000円なので、約6万円不足することになります。これが老後の期間20年間必要になるとすると、
6万円×12ヶ月×20年=1440万円が不足する計算になります。
しかも日本では、年金支給年齢が年々高くなると考えられています。
このように、老後ではかなりお金がかかることが分かりますが、 それに対する年金収入は、追いついていないのが現状です。
このため、 ほとんどの人は65歳の定年と同時に退職金を住宅ローンの一括返済に当てる方がたくさんいらっしゃいます。しかし、 65歳時点で住宅ローンの残債が多いと、老後資金に回せるお金が少なくなってしまいます。
そこで考えたいのが、家づくりをスタートさせる時期です。
住宅資金
T さんは30歳、メーカー勤務の会社員。年収450万円。65歳退職予定です。
奥さまは29歳。お子様は二人いらっしゃいます。土地建物合わせて予算は3千万円です。
現在の貯蓄額は250万円。
今建てようか、5年自己資金を貯めて建てるか迷っています。
では5年間待つことによる影響はどんなものがあるでしょうか。
メリット
5年間頭金を積立ができるので住宅ローンの借入額が少なくなります。
それにより金利負担が軽減されます。
デメリット
今後5年分の家賃負担が発生します。
住宅ローン減税が続いているかは不透明です。
今後金利が上がるとさらに負担が増える恐れがあります。
住宅ローン金利の上昇が返済額に与える影響
住宅ローンの金利が上昇すると、 どの程度増えるのかを確認してみましょう。
住宅ローン3000万円を35年返済で借りた場合です。
金利が2.0%の場合、毎月の返済額は99379円。3.0%の場合、115455円。
差額は16076円です。
総返済額は、 2.0%の場合、4173万円。3.0%の場合、4849万円。
差額は676万円です。
このように住宅ローンのような長期間、 大きな金額を借りる場合は、たった1%の金利差が総支払額に与える影響がとても大きくなってしまいます。
これらの事を考えながら、ライフサイクルコストを考え、ライフプラン、 住宅計画をするのが良いと思います。
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