基礎断熱と床断熱
2022年10月06日
基礎断熱と床断熱
ギフトホーム佐竹です。
本日はほぼ内勤。
プランを作成していたのですが、
思うところがあり、
2パターン作成してしまいました。
お客様はどちらがお好きだろうか?
あと、リフォーム物件の図面作成・資料作成。
補助金関係の資料の確認もしておりました。
私が余計な数値を記入したために
プチ騒ぎになってしまいました。
関係各位のみなさま
申し訳ありませんでした。
ありがとうございます。
本日の話題は、
基礎断熱についてです。
日本の断熱計算によりますと、
床断熱の方が基礎断熱よりも
UA値的に有利になっています。
床下の空間分の体積が増えるから
というのが理由です。
これ、あくまで計算上の話。
今まで基礎断熱でやってきたけど
UA値的に不利になるから
床断熱に変えるという工務店さんもいるらしい。
実は弊社の場合は逆になります。
今まで床断熱でやってきた。
床の大引き間に金具を入れて
断熱材を敷いていく。(置いていく?入れていく?)
床断熱も材料や厚みによって
断熱の数値も変わります。
もちろん厚い方がよいです。
どうして床断熱にしていたかといいますと、
第3種換気にしていたから。
床下は床下で基礎パッキン工法で
床下の換気を促す工法です。
その後弊社では
高気密高断熱高耐震の家づくりをめざし
スーパーウォール工法を採用
略してSW工法。
この工法の特徴は
断熱パネルと熱交換型第一種換気。
この組み合わせと
基礎断熱と相性がいい。
リクシルの宣伝になってしまいますが、
SW工法の施工マニュアルもしっかりしていて、
半信半疑だった私でも
気密数値もよい値が出た。
基礎断熱+熱交換型第一種換気にすることで
床下の空間も室内空間と同程度の
温湿度にすることで
冬の暖かさを実現する。
簡単にいいますと、
冬を想定すると分かりやすい
気温0℃の場合、
床断熱の場合、床下の温度は外気温とほぼ変わらない
基礎断熱の場合、床下の温度は室内温度とほぼ変わらない
基礎断熱の場合、床下が室内温度とほぼ変わらないのだから
床が冷たくなるわけがない。
もう戻れないですね
理屈が分かれば
基礎断熱
でも床断熱でいくなら・・・?
断熱材の厚みを厚くしましょう
でもいくら厚くしてもその下は外気温なんだよな・・・
やっぱり基礎断熱かなと思います
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