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冬の加湿の参考値

冬の加湿の参考値

ギフトホーム佐竹です。

本日は、予定がぽっかり空いてしまい。

急遽伊勢神宮へ参拝をしてまいりました。

朝の7:30過ぎに出まして、

外宮、内宮と参拝してきました。

外宮はそれほどの参拝者ではなかったですが、

内宮は驚くほどの人でした。

初めて五十鈴川沿いの駐車場に車を

停めなければならないほどでした。

景気がよくなるのは良いことです。

みなさん景気が上昇するよう、

いろいろとお願い事をしていたかと思います。

 

さて、本日は室内湿度のお話。

昨日のお風呂の話と合わせて読んで

もらえればと思います。

 

日本の冬は乾燥しています。

 

どのくらい乾燥しているかといいますと、

冬の相対湿度で50%ほど。

ちなみに夏は70~80%ほどです。

 

空気は温度が下がると水蒸気量が

減りますので、乾燥してしまうのです。

 

その水蒸気量が少ない空気を

暖めると相対湿度が低下してしまいます。

 

ではどのくらい低下して、

どのくらい加湿するとよいでしょうか?

 

気温が10℃のとき、

相対湿度が50%としますと、

絶対湿度は4.7g/m3。

 

室内温度を20℃に設定すると、

水蒸気量が4.7g/m3の場合

相対湿度は、28%くらいになります。

 

この室内湿度を快適といわれる

60%くらいにするにはどれくらい

加湿するのがよいのか?

 

20℃の相対湿度60%のときの

絶対湿度は10.4g/m3。

相対湿度60%にするためには

10.4-4.7=5.7g/m3

足りません。

 

単純に必要換気量が100m3/hの場合、

5.7g/m3×100m3/h=570g/h

の水蒸気量が必要になります。

 

24時間で計算すると

570g/h×24h=13,680g=13.7L

となります。

 

この13.7Lを賄うだけの水蒸気量を

加湿する必要があるということです。

 

このため乾燥しがちな冬は

室内で洗濯物を干す。

お風呂の換気扇を回さず、ドアを開けておく

加湿器をつける

このような加湿方法で

加湿します。

 

冬の快適温度と快適湿度は

20℃と60%。

ということは

快適絶対湿度は10.4g/m3

最低限で7g/m3確保をめざしましょう。

 

もちろんご家族の快適温度、

快適湿度があると思いますので、

それをしっかり把握することが大事です。

 

あと重要なのが、その住宅の性能値。

高気密高断熱住宅であることがよいのですが、

特に窓などが熱橋部分になっていると

加湿すると途端に結露しますので、

注意が必要です。

 

 

 

 

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