お風呂の窓

2024年06月14日

お風呂の窓

お風呂に窓をつけるべきかどうか、
それぞれのメリットとデメリットを
見ていきましょう。

朝の光と気持ち良さ

あるお家には大きなお風呂の窓があります。
特に朝風呂が好きな方にとって、
東から昇る朝日を浴びながら
入るお風呂は至福のひとときです。
窓を開けて朝日を浴びながらの
入浴はとても爽快です。
朝風呂に入ることで、
一日の始まりをリフレッシュした
気分で迎えることができます。

熱損失と寒さ

しかし、良いことばかりではありません。
お風呂に窓を設けると、
冬になると冷気が侵入し、
浴室が寒く感じられます。
これは空調設計の観点から見ても明らかで、
窓があることで熱損失が増え、
暖房効率が低下します。
特に寒い季節には、
この冷気が悩みの種となります。
私も冬になると浴室が冷えるのを感じ、
快適さが損なわれることがあります。

季節ごとのバランス

お風呂の窓の有無を決める際には、
季節ごとのバランスを
考えることが重要です。
朝風呂を楽しめる期間と、
冬の寒さに耐える期間を天秤にかけると、
どちらを重視するか悩むところです。
敷地条件と自分のライフスタイルを考慮して、
お風呂の窓を設けかを考えましょう。
朝の光を浴びながらの入浴と、
冬の寒さを感じる期間とを
比べてみましょう。

景色とライフスタイル

お風呂の窓の有無を決めるもう一つの要因は、
外の景色とあなたの理想の暮らし方です。
お風呂の外に美しい景色が
広がっている場合や、
日の高いうちに入浴することが多い場合、
窓があることで
その景色を楽しむことができます。
逆に、プライバシーの確保や
防犯面を重視する場合は、
窓の設置を避ける方が良いかもしれません。

お風呂の窓をつけるかどうかは、
一長一短があります。
朝の光を楽しむ爽快さと、
冬の寒さを天秤にかけて考えてみてください。
敷地条件やライフスタイルをよく考え、
あなたにとって最適な選択をすることが大切です。
どちらを選んでも、
家族と過ごすお風呂の時間が
心地よいものであることを願っています。