フェイクを混ぜる
2025年04月19日
フェイクを混ぜる
「フェイクを混ぜると、家の印象はどう変わる?」
——本物志向の住まいづくりについて考える
「この床材、見た目は無垢の木みたいだけど、
実はプリントなんですね」
そんなふうに、内覧会で驚かれたことが何度もあります。
最近の住宅素材は、ぱっと見では本物と区別が
つかないものも多く、見た目だけで判断するのは
難しくなっています。
ですが、ここで大切なのは「本物かどうか」ではなく、
「本物らしさ」をどう扱うか、という視点です。
今日は少し尖ったテーマですが、「フェイクを混ぜる」
ことの意味と、その選び方について、私の経験を
交えながらお話ししたいと思います。
フェイクの功罪 〜 便利だけど、印象に差が出る
フェイク素材——たとえば木目調のビニールクロス、
擬石の外壁材、合板フローリングなど——は、
コストを抑えながらデザイン性を持たせられる便利な選択肢です。
ですが、それを“どこにどう使うか”で、住まい全体の
空気感がガラリと変わります。
たとえば、リビングの床。家族が集まり、くつろぐ場所です。
ここに本物の無垢材を使えば、素足で歩いたときの温かみや、
経年変化を楽しむ味わいが出てきます。逆に、ここに
「いかにもフェイク」な素材を使うと、どうしても
チグハグな印象になります。
言葉にするのは難しいのですが、空間全体の
「雰囲気のトーン」がぶれてしまう感じ。
だから私は、「一つ変だと、全部変に見える」
という感覚を常に意識しています。
「掛け算」で考える、素材の組み合わせ
デザインというのは、引き算でも足し算でもなく、
「掛け算」だと私は思っています。
つまり、どれだけ良い素材を使っても、その隣に
並ぶものとの調和がとれていなければ、魅力は半減してしまう。
たとえば、玄関に天然石のタイルを使ったとします。
その隣にある建具が、プリントの木目シートだったら
……素材の持つ“品”の違いが際立ってしまい、
空間に違和感が生まれます。
逆に、「ここは見せ場だ」と決めた場所にだけ
“本物”を集中投資し、他をうまく整える。
そんなバランスの取り方も可能です。要は、
“どこにお金をかけるか”を意識すること。
それが、「家全体の空気をどう設計するか」
という視点につながります。
フェイクにも、役割がある
とはいえ、フェイク=悪、というわけではありません。
メンテナンス性や耐久性の点で、本物以上に
実用的なこともありますし、小さなお子さんや
ペットがいる家庭では、あえて樹脂系の素材を
選んだ方が暮らしやすいこともあります。
大事なのは、「なぜその素材を選ぶのか」を自分たちで
納得して決めること。
見た目だけでなく、手触りや使い勝手、家族構成や
ライフスタイルに合っているか。そういった視点も
含めて“設計”することが、後悔しない
住まいづくりには欠かせません。
素材ひとつをとっても、そこには多くの選択肢と
意味が詰まっています。
「本物であること」だけが正解ではなく、
「本物らしさ」をどう取り入れるかが、
住まいの質を決める。
あなたも、きっと「本質を見極める力」を
持っている方だと思います。
だからこそ、住まいづくりでも“見た目の正解”ではなく、
“あなたの正解”を大切にしていただきたいと思います。
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