キッチンリフォームで「やってよかった」工夫5選

2025年05月26日

日々の暮らしをもっと快適にしたいという理由で、
キッチンのリフォームを検討される方が年々増えてきました。

私たちのもとにも、「今より使いやすくしたい」「収納が足りない」
「掃除が大変で…」といった声が多く寄せられています。
キッチンは、家の中でもっとも動きが多く、
生活の質に直結する場所。だからこそ、リフォームの満足度にも
大きく差が出ます。

今回は、実際に工事をされたお客様から「やってよかった！」
と喜ばれた5つの工夫を、私の経験をもとにご紹介します。
これからリフォームを考えている方のヒントになれば幸いです。

1.「ゴミ箱スペース」を最初から確保しておく

意外と多いのが「置き場に困るのがゴミ箱だった」という声。
後から空いたスペースに置くと動線の邪魔になったり、
見た目が雑然としてしまったりします。

最近では、引き出し式のゴミ箱収納をあらかじめ設計に
取り入れるケースが増えています。
燃えるゴミ、プラごみ、缶・ビンなど分別が多いご家庭でも
すっきりと収まり、見た目も衛生面も◎です。

2.手元が隠れる「腰壁カウンター」が好評

対面キッチンにする場合、「手元をどう見せるか」は意外に重要です。
料理中の鍋や調味料、洗い物中のシンクが丸見えだと、
リビングとの一体感は出るけど少し生活感が強く出すぎることも。

そこでおすすめなのが、腰壁を設けたカウンターキッチン。
高さ90〜100cm程度の壁を手元前に立ち上げることで、
リビングからの視線をやわらげつつ、開放感も確保できます。
「急な来客があっても安心」と好評です。

3.調味料やよく使う小物は「引き出し収納」で一発解決

「キッチンに立つと、毎日使うのに取り出しにくい…」
と感じる場所はありませんか？
とくに調味料やラップ、キッチンバサミなど、頻繁に使う
アイテムこそ収納場所に工夫が必要です。

引き出し式のスリム収納やスライド棚を取り入れると、
「しまう・取り出す」が一動作で済むので効率が段違い。
「収納のストレスがゼロになった」という声もよくいただきます。

4.「コンセントの位置と数」は多めに、かつ使いやすく

ミキサーや炊飯器、コーヒーメーカー、電子レンジなど、
キッチンではコンセントを使う家電が意外と多いもの。

よくあるのが、「ここにコンセントがあれば…」という後悔。
事前にどこで何を使うのかを想定し、必要な位置に必要な数を
配置しておくことが大事です。

おすすめは、カウンター上に1〜2口、足元の収納内にも
1口程度確保しておくこと。
後から足りなくなることを防げます。

5.「キッチン照明」は料理のしやすさと雰囲気の両立を

照明もリフォームで見落としがちなポイントのひとつです。
料理中は明るく、食後は落ち着いた空間にしたい…そんなときは、
ダウンライト＋間接照明の組み合わせが効果的。

また、調理スペースの真上に手元灯を入れるだけで、
包丁作業などの安全性もアップします。
調光機能付きの照明を取り入れれば、シーンに応じて
切り替えも自在です。

自分たちの「不満」と「理想」を言葉にしてみよう

キッチンリフォームで後悔しないためには、
「今のキッチンで困っていること」と「こうなったら嬉しい」
という理想を明確にすることが第一歩です。

私たち工務店では、そうした“日々の声”を大切にしながら、
機能性・デザイン性のバランスがとれたご提案を心がけています。

リフォームは大きな決断ですが、「やってよかった」と笑顔で
言っていただける瞬間が、私たちの何よりの喜びです。
もし気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね。

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