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住宅の構造 木造・鉄骨造・RC造の違いを知ろう

住宅の構造 木造・鉄骨造・RC造の違いを知ろう

こんにちは。ギフトホーム代表の佐竹です。
今回は、住宅の構造について勉強したいと思います。
当社では、基本的には木造住宅をメインとしています。
しかし、お客様の要望により鉄骨造やRC造をやらないわけではありません。先日も「狭い土地に家を建てたいので3階建てを考えていますが、木造か鉄骨造か迷っています」というご相談を受けました。費用が高い安い、だけでは構造は語れません。もちろんその工法によりメリットデメリットがありますので、その特徴を抑えたうえでピッタリの家づくりをしましょう。

木材・鉄骨・鉄筋コンクリートなどの建物構造は、使用される材料によって大きく異なります。まずはそれぞれの住宅構造の基本を見てみましょう。

木造

日本では古来より使われてきたのが木造住宅です。木造住宅の定義は、建物の主要構造部の柱・壁・梁などに木材が使用されている住宅です。平成30年住宅・土地統計調査では一戸建ての総数に対する木造住宅の割合は92.5%で圧倒的です。

鉄骨造

柱や梁が鉄骨(鋼材)で構成されている住宅構造を鉄骨造といいます。鉄骨造は使用される鋼材の厚さにより、軽量鉄骨造と重量鉄骨造に分かれます。軽量鉄骨は6ミリ未満、重量鉄骨は6ミリ以上の鉄骨です。前出の調査では一戸建ての総数に対する鉄骨造の割合は3.5%となっています。

RC造(鉄筋コンクリート造)

建物の主要構造部がコンクリートと鉄筋で構成された建物です。鉄筋コンクリートは、鉄筋を組み、型枠を作成し、そこにコンクリートを流し込み作成します。前出の調査では、一戸建ての総数に対するRC造の割合は3.7%です。

一戸建てでは圧倒的な木造住宅ですが、共同住宅では圧倒的にRC造が多くなることも特徴の一つです。

 

木造・鉄骨造・RC造の特徴を知ろう

木造住宅

木造住宅の一番の特徴は木という自然を感じることでしょう。また、設計の自由度が高くなることも特徴の一つです。工期が他の工法に比べて短くなり、コストを安く抑えることが出来ます。間取りの自由度が高い在来軸組工法や、耐震性・気密性に優れた2×4(ツーバイフォー)工法、構造用集成材と専用金物を用いて作る金物工法などがあります。約80%の木造住宅は在来軸組工法を採用しています。他の住宅構造に比べて施工技術が求められ、業者の技術の差が出やすく、完成度にばらつきが出やすいのがデメリットです。技術に信用・信頼のおける業者の選定が大事になります。

鉄骨造住宅

鉄骨造住宅、特に重量鉄骨造は柱の間隔を大きくとることができるため、開放感のある大きな空間を作り出すことができます。高層の住宅にはとても相性がよいのですが、施工にクレーン等の使用が必須となるため、道路が狭かったり敷地が狭かったりすると施工自体ができないこともあります。

RC造住宅

柱と梁で建物を支えて、間仕切りを自由にできるラーメン構造と、壁で支えて柱がないすっきりとした空間を作り出すことができる壁式構造の大きく二つの構造があります。RC造は耐久性・耐火性・耐震性はどの工法よりも優れていますが、建設費用が高く、工期も長くなることがデメリットです。

メリット・デメリットを考えて選択しましょう

マイホーム計画の中に、建物の強度、工期、敷地、予算を組み込み、最適な住宅構造を選択しましょう。例えば、耐震性・耐火性に一番こだわるのであればRC造になりますし、開放的な大空間を作りたい、工事も問題ないとなれば鉄骨造住宅を選択することになるでしょう。どの工法もメリットデメリットがあります。自分の要望をしっかりと専門家に伝えて、工法も選択するとよいでしょう。

 

 

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