高断熱住宅なのに冬に結露

2022年09月06日

高断熱住宅なのに冬に結露

ギフトホーム佐竹です。

本日は夕方から大垣情報工房にて
会議が二つ入っておりました
１６時から大垣法人会青年部会
１９時から中小企業家同友会
地域貢献活動としての大垣法人会
経営の勉強のための
中小企業家同友会
大垣法人会青年部は役員会でした
今後の行事や来年度の役員改選など
私は来年も会計という役をやらせて
いただくことになりました

さて、本日は
冬の結露について

先日、サッシメーカーさんが
営業に来られまして
いろいろとお話をしていたのですが、
高断熱住宅にしているのに
結露がひどい家がある
というお話をしていました

何でそんなことになるのかというと
高断熱にしているのはよいが
気密に関しては何もされていない
換気についての配慮がない
湿度に関して無関心
というお話が

まず気密に関して
高気密を掲げる会社は多いのですが
全棟気密試験をやる会社は少ない
気密試験をやらないと高気密かどうか
分かりませんから
隙間風が入りせっかくの高断熱の家が
寒い隙間風にさらされることになる

換気については
これは気密性能とも密接にかかわる話なのですが
計画換気されていないと給気と排気のルートが
めちゃくちゃになってしまいます
第一種換気であれば機械で無理やり
給排気しますから問題はない
問題は第三種換気
しっかり換気計画がされていれば
第三種でも問題はない
しかし何も計画なしで換気されているだけと
なれば気密とも相まって冷たい空気の層と
暖かい空気の層ができてしまう

そして湿度の問題
温度が低くても湿度がそれなりに
高ければ暖かく感じます
そのため冬は加湿器をつけたりしますよね
高気密高断熱の家でやってはいけないこと
石油ストーブ＋やかん
などです
住宅会社によっては
石油系の暖房機はいっさい使わず
エアコンのみで過ごしてくださいと
いわれることもあります
（当社ではそうしてもらってます）
なぜかといいますと
まず石油系暖房機は水蒸気が大量にでます
さらにやかんを乗せると一気に湿度が
高くなってしまいます
これが結露の最大の原因