太陽光発電の歴史と未来
2023年02月09日
太陽光発電の歴史と未来
ギフトホーム佐竹です。
本日は、ＺＯＯＭでの会議などが３件。
そういう時代なんですね。
会社に居ながら遠くの人と
コミュニケーションをとれるのが
現代のいいところですね。
ただ、こういう便利なツールがあるからこそ、
実際に会うコミュニケーションが
大事なことも実感します。
本日の話題は、太陽光パネル。
最近のトレンドになります。
太陽光発電が出来たのは、
いつごろでしょうか。
私の記憶に残っているのは
岐阜県安八町に
ソーラーアークが建設されたのが、
2002年。
2022年11月に解体決定されたのは
時代の流れを感じます。
ソーラーアークができたころ、
家庭の屋根に太陽光発電システムを
搭載することが増えてきました。
当時は、電気の売電するという
何とも不思議な感覚だったのですが、
それから数年経過し、
太陽光発電システムの搭載費用が
お値打ちな価格になってきたことで
普及が進みました。
それから、2011年
東日本大震災が起こり、
今まで動いていた原子力発電所を
停める事態に。
そして、そこから国主導で、
太陽光発電システムを
普及させる
固定価格買取制度が始まりました。
ＦＩＴと呼ばれる制度で
売電価格が結構高く、
2012年は1kWh当たり40円でした。
時は経ち、2021年には11～19円に。
太陽光発電システムの会社は
最近まで、まだ売電で元が取れるという
営業トークで営業をしていました。
しかしまた時代は変わり、
太陽光発電システムは
売電のためから、自家消費の時代へ。
電気料金が高いから、自分が使う電気は
自分で作る。そういう時代になりました。
だから、新築だと太陽光発電を
載せる載せないではなく、
「載せないと損」
な時代へ。
でも、太陽光発電システムもお金がかかるし・・・
という人のために
ＰＰＡという制度があります。
ＰＰＡとは
「Power Purchase Agreement(電力販売契約）」の略で、
施設所有者が提供する敷地や屋根などのスペースに
太陽光発電設備の所有、管理を行う会社（PPA事業者）が
設置した太陽光発電システムで発電された電力を
その施設の電力使用者へ有償提供する仕組み。
簡単にいうと、
太陽光発電会社が自宅に無料（有料の場合もある）で、
太陽光発電システムを搭載してくれて、
その発電した電気を土地建物の所有者が使える
というもの。
一定期間経過するとその太陽光発電システムは
所有者に無償譲渡されます。
なぜ無料（低額）で載せてくれるのか。
発電した電気は所有者が使いますが、
使いきれない電気は売電することになります。
その売電がその会社の利益になるわけです。
これは利用しない手はありません。
今後電気代が下がることは考えにくい。
そうなると、太陽光を載せない手は
ないのです。
もしかするとこのＰＰＡという制度自体も
どうなるか分かりません。
今がチャンスかもしれません。
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