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住宅の断熱は北海道に学べ

住宅の断熱は北海道に学べ

ギフトホーム佐竹です。
本日は、浴室の工事の立ち合いを
朝一に行ってまいりました。
その後、使用しない洗濯機を
家電リサイクル法に沿って
処分しました。
洗濯機は買い替えですと
電気屋さんで今まで使用したものは
処分してもらえますが、
単品で処分となると購入した
電気屋さんで処分するか、
自治体での処分になります。
今回は自治体で処分してもらいました。
郵便局に行って家電リサイクル券を
発行してもらいます。
それを役場にもっていき処分してもらいました。
初めての経験でしたが
滞りなく処分が完了しました。

 

さて、本日は北海道の断熱の歴史について

 

日本における住宅の断熱の歴史を
知るうえで北海道は欠かせない
地域です。

 

日本は世界に比べて住宅の
断熱化が遅れています。
ヨーロッパのドイツなどは年間を通して
気温が低く住宅の断熱化の
先進国といってよいと思います。

 

そのドイツと年間の気温の推移が
近い日本の地域が北海道になります。

 

ドイルベルリンの気温

北海道札幌市の気温

 

北海道札幌市とドイツの気温推移は
この通り。

 

北海道は言うまでもなく
冬は厳しい寒さのため住宅の断熱化は
非常に重要な課題でした。

 

20世紀初頭では、冬の室内温暖化のため
石炭ストーブや火鉢を用いていました。

 

1930年代に入り、断熱材の使用が始まります。
当初は天然素材を使用した断熱材です。

 

北海道の住宅は試行錯誤を繰り返しながら
住宅の断熱化を進めていきます。

 

北海道に有名な断熱住宅があります。

 

旧荒谷邸
という家なのですが、

 

約40年前(1980年?)に建てられた
住宅で、
木製のトリプルガラス(手作りLow-Eガラス)
屋根のグラスウール400mm
壁がグラスウール100mm+SF150(スタイロフォーム)

 

現在も人が住んでいます。

これほどの断熱パッシブデザインハウスが
40年以上も前に作られていたことは
驚きです。

 

しかし
「それは北海道の話でしょ!?」
と思われる方も多いかと思います。

 

確かに北海道の冬は寒い。
だから住宅の断熱化に早くに
取り組みました。

 

では冬の住宅での死亡率が
高い都道府県はどこでしょうか。

 

やっぱり北海道?
東北?

 

答えは
栃木県。

 

続いて
茨城県、山梨県、愛媛県、
三重県、鹿児島県、静岡県
と続きます。

 

では死亡率が低いのは?
1位 北海道
2位 青森県
3位 沖縄県
4位 新潟県
5位 秋田県

 

沖縄県はまあいいとして、
寒い地域で冬の死亡率が低く
なっています。

 

冬の死亡率が高い県で
愛媛県や鹿児島県は
暖かい地域かと思います。

 

しかし日本は
沖縄県以外は
冬は寒いんです。

 

ですから日本中
しっかりと住宅の断熱化に
取り組まなければならないんです。

 

北海道がしっかり住宅の断熱化に
早くから取り組んでいただいた
おかげでその知識が今日本中に
生きています。

 

住宅の断熱化は健康にも
直結します。
医療費削減にも効果が
ありますので、
どんどん普及させることが
大事だと思っています。

 

 

 

 

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高気密高断熱高耐震の家

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