第三種換気のメリット・デメリット

2023年04月06日

第三種換気のメリット・デメリット

ギフトホーム佐竹です。
本日から、新しい現場が始まりました。
窓リノベ事業を利用した内窓設置工事です。
朝9時に現場に行き、
打ち合わせをしてまいりました。
家を丸ごと内窓を設置しますので、
丸2日の工事になります。
午後からはトイレリフォームの打合せ。
夕方からは中小企業家同友会の
西濃養老支部役員会に出席する予定です。

さて本日は、第三種換気の
メリットデメリットについて

第三種換気とは、
給気を自然に行い、
排気を機械により強制的に排気する
換気方式です。

排気ファンで強制的に排気することで
自然に新鮮な空気を取り入れることが
できます。

第三種換気のメリット

低コスト

第一種換気は換気システムを
ユニット化しており、
結構大きなものになります。
家中にダクトを配管する必要もあります。
このため第三種換気の方が
イニシャルコストやランニングコストを
抑えることができます。

メンテナンスが楽

フィルター交換や清掃などの
メンテナンスの手間が軽減されますので
第一種換気に比べてメンテナンスは
楽になるでしょう。

第三種換気のデメリット

排気による熱損失が大きい

第三種換気は第一種換気とは違い、
排気する空気から熱を
再利用することができません。
このため、熱を持った空気を
そのまま排気してしまうことになりますので
排気したときの熱損失が
非常に大きいことになります。
東北や北海道のような寒冷地のみならず、
暖かい地域でも冬はやはり寒くなりますから、
暖房費が上がってしまったり、
寒さを感じてしまったりするかもしれません。

給気で部屋が寒くなる

第三種換気では直接外気を
室内に入れることになるため、
冬では排気の時だけでなく給気した際にも
寒さを感じてしまいます。

冷気が入り、給気口や給気口付近の
壁が急激に冷やされてしまうと
結露を引き起こしてしまいますので、
給気口付近の寒冷対策はしっかり
されているかを確認したところです。
夏場では逆に暑い空気を室内に
入れてしまうことになりますので、
室内温度が上がり冷房効率が悪くなってしまいます。

このように第三種換気ではメリットデメリットが
ありますが、
第一種換気のメリットデメリットと
比較して検討していただきたいと思います。

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