東西に大きな窓を設置したい！

2023年05月28日

ギフトホーム佐竹です。

本日は、午前中は雑用をしておりまして、
午後からは現場調査２件行ってまいりました。

さて本日は、東西の窓の配置について。

当社の設計基準では、東面や西面に
基本的には窓を設置しません。これは
なぜかといいますと、夏の日射取得に
よる室内温度上昇が高くなってしまうからです。

昔の住宅を見てみますと、西面に窓を設ける
ことは少なかったと思います。昭和60年ぐらい
までの住宅はそのような傾向がありました。

平成に入ってからは住宅のデザインがいろいろ
変わりまして、かなり独特な住宅デザインも
出てまいりました。

窓の種類もたくさん出てきましたので、それに
合わせた外観デザインをおしゃれにすることも
多くなりました。

土地に合わせて東面や西面に窓を設けることも、
少なからず出てまいりました。

中には、採光の関係で西面に窓を作らなければ
ならない場合もあります。この場合窓の大きさを
考えないと、夏の夕方に厳しい日差しが入り
室内の温度が急上昇することになります。

これは東面でも同じことで、朝日が昇る時間帯に
東面では日射取得が多くなります。ただ夕方の
時間帯よりも朝方の時間帯の方が気温が低いことが
多いので、東面の窓の設置をためらわないことも
多いです。

このようなことから西面よりも東面に窓を設置
することが多くなります。しかしこれはあくまでも
採光や、換気に注意して設置することになります。

ただし、土地の関係や間取りによってどうしても
東面や西面に窓を設置したいこともあると思います。
その場合はどうするとよいのか。

特に引き違い窓などの大きなな窓を設置する
場合などは、シャッターやルーバーなどを設置して、
夏の日差し対策をすると良いでしょう。

シャッターやルーバーなどは少し値が張るし、
そこまで大げさでないようにしたいということであれば、
日除けのシェードがおすすめです。

シェードはさまざまなデザインがありますし、
シャッターなどよりも安価に設置することができます。

東面や西面に大きな窓を設置したい場合は
このような対策を積極的に行うようにしましょう。

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