かけるならどっち？工事原価？管理費？

2023年07月05日

かけるならどっち？工事原価？管理費？

ギフトホーム佐竹です。

本日は、午前中見積書作成や、
資料の作成、雑用などをしており
ました。午後からは所属するスーパー
ウォール会の全国合同総会があり
ました。昨年は東京まで行きましたが
今年はＺＯＯＭ参加です。日本で
進行中の、高気密高断熱の流れなどの
お話があり、今後も勉強しながら
お客様に伝えていこうと思いました。

本日は、住宅営業のお話。

住宅会社には、仕事がたくさん
あります。設計、営業、工務などが
代表的なお仕事になります。もちろん
他にもたくさんあるのですが、家を一棟
建てるのにさまざまな人たちが係わって
います。

その中でも大変な仕事とされるのが、
「営業」になります。ハウスメーカーの
営業さんなどは、年度末や月末に
ノルマを達成すべく日々がんばっています。

ハウスメーカーと係わったことがある人
ならもしかすると体験談があるかも
しれませんが、月末になるとかなり
しつこく契約を迫られることもあります。

住宅の営業マンは、毎月毎月数字と
格闘しているのです。住宅会社も企業
ですから、売上を上げないと会社が
立ち行かなくなります。

その売上という数字を上げるのが
営業という仕事になります。営業の
仕事はとても大変な仕事ですが、
数字を上げることができる営業マンで
あればこれほどよい仕事はありません。

ハウスメーカーで年間10棟売れる営業
であれば、年収は1500万円を超える
でしょう。

3000万円の家を１軒売ると、５%の
歩合が入るとしますと、150万円程度の
収入になります。単純に10棟売れれば
1500万円になります。

ハウスメーカーの住宅が高額な理由の
一つに営業マンの給料があります。
もちろん広告宣伝費もたくさん使って
いるのですが、人件費や経費も合わせて
かなりの額を使用しています。

この営業経費や、広告宣伝費が
大きくなればなるほど住宅価格も
高くなります。逆にいいますと、ここを
削って住宅の品質を高めるものに
費用をかけることができれば、安くて
いい住宅ができることになります。

ではもう少し単純に、住宅価格の
内訳を見て行きましょう。

まず工事原価。ここには材料費、
外注費、製造経費、現場監督の
人件費などが入ります。住宅価格
からこの工事原価を引いたのが
粗利益になります。