長期優良住宅制度の欠陥

2023年07月17日

長期優良住宅制度の欠陥

ギフトホーム佐竹です。

本日は、海の日ということで
祝日ですが、私は通常どおりの
日常でした。朝５時頃に起きて、
新聞と本を読み、６時半から犬の
散歩。７時頃に会社につき、
仕事を始めるという日常です。
本日は依頼されている住宅の
設計をしておりました。平屋の家で
要望が多いため、ファーストプランでは
決まらないと思いますが、しっかりと
仕上げたいと思います。

さて本日は、長期優良住宅について。

これから新築を建てるなら、
長期優良住宅を取得した方が
よいと思います。長期優良住宅は
認定されることも大事ですが、
計画された施工をしっかりする
ことで長く住み続けられることが
重要です。

長期優良住宅の項目を一つ一つ
確認すると、その一つ一つが
とても重要なことがわかります。

その項目の一つに劣化対策等級
というものがあります。

これは長期優良住宅の項目の
中でも最も重要といってもよい
ものです。耐震性や断熱性も
大事ですが、長期にわたって
使用する住宅の中で劣化対策は
必要不可欠なものです。

ここで多くの住宅会社が、
認識を間違えている？問題が
あります。

軒の出が90cm以内の部分に
建つ外部の柱を表しにするなら
縁の柱などのＫ３相当の
防腐防蟻処理をしないといけない。
という項目です。

玄関ポーチやベランダの下、
二階屋下屋を支える柱など、
外部に使われる独立柱は
よく目にすることもあると思います。

世の中の外部の独立柱をよく
観察しますと、化粧で表しの柱を
採用している住宅が多くあります。

これらの住宅すべては、
長期優良住宅の認定を
取ってないのでしょうか。

基本的に外部の独立柱を表しで
使用する場合は、加圧注入に
よる防腐防蟻仕様にしないといけません。

しかし加圧注入による防腐防蟻処理を
してしまうと柱の表面に細かな傷を
つけることになりますので、表しの柱に
加圧注入することはほぼないでしょう。