ＺＥＨをおさらいしてみよう

2023年10月14日

ＺＥＨをおさらいしてみよう

ギフトホーム佐竹です。

本日は、リフォーム工事の見積り
依頼をいただきまして、現場調査に
お伺いをしてまいりました。お風呂と
トイレの改修工事なのですが、
今まで出会ったことのない作りに
少し驚きました。ブロックで作られた
お風呂とトイレがあり、そのあとに
木造で囲うように部屋が作って
ありました。今回お風呂とトイレの
改修工事ですが、やり方がいろいろと
できますので、いろいろと提案
させていただこうと考えています。

さて本日は、ＺＥＨについて。

ご存知の方も多いと思いますが、
今回はＺＥＨについて解説
したいと思います。

ＺＥＨとは、
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス
（Net Zero Energy House）
の略です。

使うエネルギー量が創るエネルギー量
との差し引きで、概ねゼロ以下に
なる住宅のことです。

断熱性能の向上や高効率設備の
導入などでエネルギー消費量を減らし、
太陽光発電などの再生可能エネルギーの
導入で実現させるものです。

ＺＥＨの概要としましては、まずは
エネルギーを作る、太陽光発電等の
再生可能エネルギーを採用します。
また発電の余剰電力を蓄えるために
蓄電システムを採用します。エネルギーの
見える化をするため、エネルギー
計測装置を設置します。

エネルギー消費量を減らす取り組み
として、ＬＥＤ等の照明設備、
高効率エアコン等の暖冷房設備、
ダクト式熱交換器システムや
省エネ型壁付け換気などの換気設備、
高断熱浴槽等や節湯型水栓等の
採用が挙げられます。

消費エネルギーをさらに効率化させる
ため、窓の高断熱化・日射性能の
選択・庇等の活用などの開口部の
断熱と日射遮蔽、窓の配置による
通風への配慮、屋根・天井・壁・
床等の躯体の高断熱化による外皮の
断熱と日射遮蔽が求められます。

ＺＥＨはなぜ必要なのでしょうか。

2020年10月、政府は2050年までに
温室効果ガスの排出を全体として
ゼロにする、カーボンニュートラルを
目指すことを宣言しました。

「排出を全体としてゼロ」というのは、
二酸化炭素をはじめとする温室
効果ガスの「排出量」から、森林、
森林管理などによる「吸収量」を
差引いて、合計を実質的にゼロに
することを意味しています。

カーボンニュートラルの達成のためには、
温室効果ガスの排出量の削減並びに
吸収作用の保全及び強化をする
必要があります。