ＺＥＨ仕様は健康にもいい

2023年10月17日

ＺＥＨ仕様は健康にもいい

ギフトホーム佐竹です。

本日は、午後からリフォーム工事の
打合せが２件。
昨日の、のうひ葬祭さんの訪問ですが、
葬儀場という概念がなくなる葬儀場
でした。家族葬を意識した、比較的
少人数での葬儀が行える施設に
なりますが、そこはまるで少し大きな
住宅のような感じでした。お聞きすると
かなり人気の式場らしく、口コミで
広がりすぐに予約で埋まってしまう
式場とのことでした。かなり投資
したとのことでしたが、お客様の
大事な式典のために精一杯の
ことをするという姿勢がすごく
伝わりました。

さて本日は、
ＺＥＨにするメリットについて

住宅ローン減税が2022年から変更に
なっています。控除率は一律0.7％に
なったのですが、その上限額が住宅の
性能により変更になっています。

例えば、2024年からは、長期優良
住宅・低炭素住宅は4500万円、
ＺＥＨ水準省エネ住宅は3500万円、
省エネ基準適合住宅は3000万円が
上限となっています。その他の住宅、
つまり省エネ基準に適合しない住宅は
2024年から住宅ローン減税の控除を
受けることができません。

国などの施策により戸建住宅
ＺＥＨ化等支援事業が充実
しています。①ＺＥＨの交付要件を
満たす住宅を新築する場合 55万円。
②ＺＥＨ以上の省エネ、設備の
効率的運用により再エネの自家
消費率拡大を目指した住宅には
100万円。③上記に加え蓄電
システムを導入した場合は蓄電
システム1kW当たり2万円。
(上限20万円)の補助があります。

その他にも既存戸建住宅の断熱
リフォームには上限120万円の
補助金があります。

これまで経済的なＺＥＨのメリットを
見てきましたが、健康・快適性の
メリットも見逃せません。

ＺＥＨ住宅に住んでからの実感を
夏と冬にアンケート調査を行いましたが、
以前住んでいた家よりも涼しく暖かく
暮らしやすくなったと答える比率が
高くなっています。健康的な生活が
できている、我慢の省エネをしなくても
光熱費が抑えられている、という
答えも多く、ＺＥＨが快適さに
結びついていることが分かる
アンケートとなっています。

断熱性能が高い家は、暖房してない
部屋や廊下、トイレなども暖かくなります。

断熱性能を高めることで、暖房していない
所でも温度差が小さくて済み、家中
どこでも暖かく、温度差も少なく、
健康的で快適な居住環境が
実現します。

暖房しているリビング・ダイニングと
暖房してないトイレとの温度差は
断熱性能が低い家では6.2℃も
ありますが、断熱性能が高いと
2.0℃しかありません。

冬の室内の温度差が改善されます。
断熱性能が低い家では、室温が
20.0℃でも壁の温度が11.0℃と
なり体感温度は15.5℃となって
しまい、手足が冷えたり、寒くて
寝つけないなどの不快感があります。

断熱性能が高い家では、室温が
20.0℃、壁温度は14.8℃、
体感温度は17.4℃となり高断熱と
日射取得で快適な室内温度を
維持することができ、室温にむらが
ないと低めの温度でも暖かく快適に
感じます。

同じ室内温度でも体感では
約2.0℃の差が出てしまいます。
この2.0℃の差が快適さに関わるのです。

夏のクーラーの効きも改善されます。

断熱性能が低い家では外の熱が
侵入してくるのでクーラーが効かず
室温より暑く感じます。一方断
熱性能が高い家では熱の侵入が
少ないためクーラーも聞きやすく
涼しく感じることができます。

このようにＺＥＨ仕様にし、断熱
性能を高めることで住宅の快適性が
上がり、夏や冬の快適性も
上がります。快適に過ごせると
いうことは健康に生活できると
いうことです。