リノベに適した中古住宅の選び方

2024年08月15日

リノベに適した中古住宅の選び方

新築ではなく、中古住宅を
リノベーションすることで、
理想の住まいを手ごろな価格で
手に入れたいと考える方が増えています。
しかし、どの中古住宅が
リノベーションに向いているのか、
選び方にはコツがあります。
今回は、そのポイントについて
詳しく解説します。

工法から見るリノベーション向きの住宅

中古住宅を選ぶ際にまず注目すべきは、
その工法です。
工法によってリノベーションの
しやすさが大きく異なります。
例えば、軽量鉄骨造や
ツーバイフォー工法の住宅は、
メーカーごとに工法が異なるため、
間取り変更が難しいことがあります。
これに対して、
木造軸組工法で作られた住宅は、
壁や柱を比較的簡単に取り除けるため、
間取りの変更がしやすく、
リノベーションに向いています。
さらに、木造軸組工法の住宅は
施工コストも抑えやすいという
メリットがあります。

購入の際の注意点

中古住宅を購入する際には、
築年数や修繕履歴を
確認することが重要です。
築年数が古く、修繕がほとんど
行われていない住宅は、
修繕箇所が多くなる可能性が高いため、
その分費用もかさむ恐れがあります。
また、築年数が経ちすぎていると
耐震設計が不十分であることが多く、
耐震リフォームが必要になる場合もあります。
内見時には隠れた部分にも注意し、
見た目に問題がなくても詳細な
チェックを行うことが大切です。

自分の目で確認することの重要性

中古住宅を選ぶ際には、
ある程度の知識を持ち、
自分の目で確認することが不可欠です。
外壁や基礎の腐食状態、
窓サッシやドアの歪み、
カビや雨漏りの有無などを
しっかりとチェックしましょう。
外壁に小さなヒビがある場合は
簡単な修繕で済むことが多いですが、
大きなヒビや基礎の劣化が
見られる場合は注意が必要です。
また、カビの臭いや床に立った
感覚も重要な判断材料となります。

リノベーションに適した
中古住宅を選ぶためには、
工法や築年数、修繕履歴、
そして自分の目での確認が重要です。
信頼できるパートナーと共に、
慎重に物件を選び、
自分の理想とする住まいを
実現してください。
リノベーションの可能性を
最大限に引き出すために、
情報収集と現地調査を
怠らずに行いましょう。