国によって違う断熱の目的
2024年09月17日
国によって違う断熱の目的
日本の住宅業界は近年、
省エネ化に向けた動きが
加速しています。
その中心にあるのが
「断熱性能の強化」です。
しかし、断熱の重要性や
目的は国によって異なります。
日本と他国の事情を比較することで、
断熱の意義を
より深く理解することが
できるでしょう。
日本の断熱事情
健康への配慮
日本では、家の断熱性能を
上げる目的の一つに
「光熱費の削減」
が挙げられますが、
それ以上に重要視されているのが
「健康」です。
日本の住宅は、歴史的に寒さを
我慢する文化が根付いており、
家全体を暖める習慣がありませんでした。
実際、1世帯あたりの
暖房エネルギー使用量は、
ドイツの5分の1に過ぎません。
しかし、その結果として
冬季の高齢者の死亡率が
高いという問題が
浮かび上がってきました。
断熱性能を上げることで、
家全体を適切に暖めることができ、
高齢者が寒さによる
健康リスクから
守られるようになります。
このように、日本では
「健康な暮らし」が
断熱の主な目的となっています。
ドイツの断熱事情
エネルギー効率の向上
一方で、ドイツの断熱の目的は主に
「エネルギー効率の向上」です。
ドイツでは家全体を常に
暖めることが一般的であり、
暖房のエネルギー消費が
非常に高いため、
省エネが強く求められています。
ドイツでは、玄関からトイレ、
脱衣所に至るまで家全体を
一定の温度に保つことが常識です。
これは、局部的な結露を防ぎ、
建物の劣化を防ぐためでもあります。
このように、ドイツでは家を
しっかり暖める文化がある一方で、
光熱費を削減するために
断熱性能の向上が求められています。
目指すゴールは同じだが背景は異なる
日本とドイツはどちらも
断熱性能の向上を目指していますが、
その背景や目的は異なります。
日本は寒さから来る
健康リスクを減らすために、
ドイツは高額な光熱費を抑えるために
断熱に力を入れています。
この違いを理解することは、
住まいを計画する際に非常に重要です。
日本においても、
断熱性能を上げることで、
家全体を22℃程度に
保ちながら光熱費を抑えることが
可能です。
この温度は多くの人にとって快適であり、
それを達成するためには
断熱性能の高い家づくりが不可欠です。
我慢から快適へ
日本ではこれまで
「我慢して光熱費を抑える」
という考えが根強くありましたが、
断熱性能を高めた家であれば、
その我慢をせずに快適で
省エネな暮らしを実現できます。
WHO(世界保健機関)は、
家の温度を18℃未満にしないことを
推奨していますが、
多くの人はより高い温度で
快適さを感じるものです。
断熱性能を高めることで、
健康的で快適な住まいを実現しながら、
光熱費の削減も可能となります。
これから家づくりや
リフォームを考えている皆さんも、
ぜひ断熱性能に注目し、
快適な暮らしを目指してみてください。
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