カーテンの色に迷ったら？

2024年09月22日

カーテンの色に迷ったら？

新築やリフォームを考えている皆さん、
カーテン選びに迷っていませんか？
カーテンはインテリアの中でも
大きな面積を占めるため、
部屋の雰囲気を左右する重要なアイテムです。
色をどう選べばいいのか
迷う方も多いかもしれませんが、
いくつかのポイントを押さえるだけで、
簡単に自分に合ったカーテンが
選べるようになります。

部屋のカラー構成を理解する

カーテンを選ぶ前に、
まずは部屋の色を確認しましょう。
部屋の色を構成する要素は
大きく3つあります。
それは、ベースカラー、メインカラー、
そしてアクセントカラーです。

ベースカラーは壁や天井など、
部屋全体の土台となる色です。
通常、この色が部屋の70～75％を占めます。
メインカラーは
ソファやテーブルなどの家具に使われ、
部屋のイメージを決定づける役割を果たします。
20～25％の割合を占めることが一般的です。
アクセントカラーは
クッションやアートなど、
小物で使われる差し色で、
部屋全体の約5％を構成します。
カーテンは、部屋の大きな面積を
占めることが多いため、
ベースカラーやメインカラーを基準に選ぶと、
部屋全体のバランスが整いやすくなります。

カーテンの色を選ぶ3つの方法

カーテンの色選びには
大きく分けて3つの方法があります。
それぞれの特徴を理解して、
自分の理想の空間に合った
選び方を試してみましょう。

同一色を選ぶ

同一色を選ぶ方法は、
部屋の他の色とカーテンの色を揃えることで、
統一感を出す方法です。
たとえば、ペールグリーンの壁がある部屋には、
少し濃い目のグリーンのカーテンを合わせると、
自然で落ち着いた印象を作り出せます。
この方法は色の種類を抑えられるため、
失敗しにくく、簡単に
まとまりのある空間を作れます。

類似色を選ぶ

類似色とは、色相環
（色のグラデーションを示す図）で
隣り合う色のことです。
たとえば、ベージュの家具がある部屋には、
クリーム色のカーテンを選ぶことで、
温かみと一体感のある部屋が作れます。
色のトーンが近いため、
落ち着きと安定感を生み出す効果があります。
心地よくリラックスしたい空間を
作りたい方におすすめの選び方です。

反対色を選ぶ

反対色（補色）を選ぶ方法は、
カーテンの色を部屋の他の色と
あえて対照的にすることで、
インパクトのある空間を作り出すことです。
たとえば、ブラウンのフローリングに
対してブルーのカーテンを合わせると、
モダンで活気ある印象になります。
反対色は互いに引き立て合うため、
カラフルで個性的なインテリアを
好む方にぴったりです。

色の組み合わせを楽しんで

カーテンの色選びは、
単なる機能性だけでなく、
部屋全体の雰囲気や住む人の気分に
大きな影響を与えます。
落ち着きたいのか、
元気な気分になりたいのか、
または家族の団らんの場にしたいのか。
カーテンの色一つで、
部屋の雰囲気は大きく変わります。

自分に合ったカーテンを選ぶためには、
色の組み合わせを試しながら
楽しむことが大切です。
もし迷ったら、色相環を参考に
してみるのも良いアイデアですし、
専門のインテリアコーディネーターに
相談するのも一つの手です。

カーテンの色選びは、
部屋全体の雰囲気を大きく左右します。
ベースカラーやメインカラーを基準に、
自分のスタイルに合った方法で
カーテンを選ぶことで、
理想の空間を実現することができます。
同一色で統一感を出す、
類似色で落ち着きを作る、
または反対色で大胆なアクセントをつける
――どの方法を選ぶにしても、
自分の感性に合った
空間づくりを楽しんでください。

カーテン選びを楽しみながら、
理想の住まいを実現してみましょう。

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