統一感を持たせる

2024年12月10日

「統一感」の魔法で住まいを美しく

住宅の新築やリフォームを計画している皆さん。
お家づくりで忘れてはならないポイントの一つが
「統一感」です。
空間全体が調和していると、
見た目だけでなく暮らし心地も格段に向上します。
統一感を持たせるための工夫を
いくつかご紹介しますので、
ぜひ参考にしてください。

足し算よりも引き算で考える

内装の色や素材を選ぶ際、
つい「あれもこれも」と
好みを詰め込みたくなるものです。
しかし、統一感を出すためには
「引き算」の発想が重要です。

使う色や素材を厳選し、
数を減らしてみましょう。
引っ越し後に家具や装飾品が
増えることを考えると、
最初はシンプルなくらいがちょうど良いのです。
たとえば、木材を多く使う家なら、
木目の自然な色味と白い壁の
組み合わせがおすすめです。
木目が際立ち、
全体に温かみのある空間が広がります。

素材の調和を意識する

内装の素材選びも、
統一感に大きく影響します。
壁材が漆喰や珪藻土などの自然素材なら、
キッチンの色や柄もそれに
近いものを選ぶと良いでしょう。

一方、つるっとした壁紙を使う場合は、
無地の白やシンプルな柄のキッチンを
選ぶとバランスが取りやすくなります。
素材感を揃えることで、
空間全体がすっきりとした印象になります。

全体を見渡してから色を選ぶ

新築やリフォームの際、
キッチンやドアなどの設備を選ぶとき、
単体のデザインだけで判断していませんか？
特定のアイテムだけを見ると、
目を引くデザインに惹かれがちです。

しかし、それらを家全体の内装に当てはめたとき、
思った以上に色や柄が増えてしまうことがあります。
結果として、統一感を欠くカラフルな空間になることも。
家全体の内装を俯瞰しながら、
「全体に馴染む色」を基準に
選ぶと失敗が少なくなります。

シンプルさが生む美しさ

色や素材の数を抑えることで、
空間に自然な調和が生まれます。
統一感のあるデザインは飽きにくく、
長く愛せる住まいをつくるための土台となります。
また、将来的に家具やインテリアを増やしても、
主張しすぎない背景があることで
自由度が高まります。

統一感を意識して家づくりを進めれば、
「なんだか落ち着く」
「住みやすい」と感じられる
住まいが完成するはずです。
ぜひ、この考え方を取り入れてみてくださいね。

家づくりの旅路が、
あなたとご家族にとって
楽しく充実したものになりますように。

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