マイホームブックをつくろう

2024年12月25日

マイホームブックをつくろう

家づくりを考え始めたとき、
まず何をするでしょうか。
住宅展示場を訪ねたり、
インターネットで情報を
集めたりする方が多いのではないでしょうか。
展示場で実際に目にすることや、
YouTubeのルームツアー動画を見ることは、
夢を膨らませる楽しいひとときですよね。

家づくりに必要な知識は大きく二つに分けられます。
一つは法律や税金などの専門的で
難しい勉強。もう一つは、
デザインやイメージを膨らませる楽しい勉強です。
このうち、やはり楽しい勉強の方が
スムーズに進むものです。
たとえば、自分の理想の家を思い描きながら、
「こんな家に住みたい」
という具体的なイメージを
掴んでいくことが大切です。

家づくり専用の便利なツール

そんな「楽しい勉強」を
サポートしてくれるツールとして、
「Houzz（ハウズ）」という
家づくり専用SNSをご存じでしょうか。
これは、世界中の住宅会社や設計事務所が
参加するイメージ共有のためのサービスです。
サイト内には2700万枚を超える
住宅関連の画像が登録されており、
外観や内観、キッチンやバスルームといった
具体的なテーマで検索できます。

このサービスの秀逸な機能が
「アイデアブック」。
気に入った画像をスクラップブックのように保存し、
自分専用の家づくりノートを
作ることができます。
さらに、そのアイデアブックを
設計者や施工会社と共有することで、
自分のイメージや好みを正確に
伝えることができるのです。

アイデアブックの活用法

アイデアブックは、
自分の理想を形にするうえで強力なツールです。
たとえば、以下のような活用ができます。

好みを共有する

自分が思い描く家の雰囲気やデザインを、
住宅会社や設計事務所に正確に伝えられます。
「こんな感じの家にしてください」
という依頼がより具体的になり、
スムーズな打ち合わせが可能です。

家具や小物も含めた
トータルイメージを作る

家具やインテリア小物の写真を
保存しておくことで、
家全体のトータルコーディネートが
しやすくなります。
たとえば、「このソファが映えるリビングを作りたい」
といった具体的なリクエストができます。

気軽に情報収集ができる

通勤電車やちょっとした空き時間を使って、
画像をチェックしていくだけで、
自分の好みを少しずつ明確にしていけます。

20年前と比べて

昔は雑誌の切り抜きを
スクラップブックにして
持ち歩くのが主流でしたが、
Houzzのようなサービスを使えば、
スマホひとつで情報を集めることができます。
さらに、自分で撮影した写真も
アイデアブックに追加できるため、
よりパーソナルな記録を残せます。

家づくりは人生の一大プロジェクトです。
夢を形にする第一歩として、
ぜひ「マイホームブック」を作ってみてください。
そして、Houzzのようなツールを活用すれば、
そのプロセスがもっと楽しく、
効率的になるはずです。