ハウスメーカー選び、何社まわればいい？

2025年11月09日

ハウスメーカー選び、何社まわればいい？

家づくりを考え始めたとき、
まず最初に悩むのが「どこに頼むか」
ということではないでしょうか。
テレビCMでも、住宅展示場でも、
たくさんの会社が並んでいて、
どこも魅力的に見えます。
でも実際、何社くらいまわれば
納得できる家づくりができるのでしょうか。

■２～３社で十分という理由

ハウスメーカー選びで大切なのは、
「数」よりも「深さ」です。
５社も６社も話を聞くと、
情報が混乱してしまい、
結局どれが良いのか分からなくなります。
私の経験では、２～３社を
じっくり比較するのが理想です。
１社目では、家づくりの流れや
自分たちの希望を整理します。
２社目で、別の提案や考え方を知り、
自分の優先順位を確認します。
もし３社目を回るなら、
その２社を比べたうえで
納得できる答えを見つけるためです。

■見積り金額よりも「相性」を見る

ハウスメーカーを比較するとき、
つい価格や仕様に目が行きがちです。
もちろん大切な要素ですが、
実は「担当者との相性」こそ
最も重要な判断基準です。
担当者がこちらの話を
どれだけ真剣に聞いてくれるか。
無理な契約を迫らず、
疑問に丁寧に答えてくれるか。
そうした信頼関係の積み重ねが、
家づくりの満足度を
大きく左右するのです。

■比較するポイントを整理しておく

見学や打ち合わせに行く前に、
自分たちが大切にしたいことを
３つほど決めておくといいでしょう。
たとえば「断熱性能」「デザイン性」
「アフターサポート」など。
それをもとに各社を比較すれば、
ブレずに判断できます。
パンフレットを並べて悩むよりも、
自分の価値観に照らして
どの会社が合っているかを
見極めることができます。

■まとめ

ハウスメーカー選びは、
数をこなすよりも、
信頼できる人と出会うことが大切です。
２～３社に絞って、
それぞれの考えを丁寧に聞き、
自分たちに合う家づくりの
パートナーを見つけてください。

迷ったときは、
「どの会社が安心して任せられるか」
という視点で考えると、
きっと答えが見えてきます。