住宅ローンの選び方
2022年07月02日
住宅ローンの選び方
こんにちは。
代表の佐竹です。
今日は住宅ローンについて少しふれてみたいと思います。
住宅ローンはその数が5000種類を超えます。
現在はもっと増えているという・・・
住宅ローンの選び方は、借りる方の事情によってかなり変わってきます。
当社に来たお客様はすべてこの商品、なんてことが出来たらこちらも本当に楽なのですが、楽なことは続かないとは世の常。
そんなに簡単なものではありません。
住宅ローンについては、どの時代でもどのタイミングでも、
『この住宅ローンなら大丈夫!』
というものはありません。
その時代、その時、お客様の立場によって変わってくるものなのです。
●金利について
現在は、金利が安い状態がしばらく続いていますね。
固定金利を選んでも、金利が以前の変動金利のように低くなっています。
しかし金利は常に動いています。30年後の金利は誰にも分かりませんから、「変動金利」と「固定金利」のどちらがいいのかは、返済をすべて終えるまで誰にも分かりません。
しかし住宅ローンの商品それぞれに必ずメリット・デメリットがありますので、それをしっかり理解して住宅ローンを借りる人に一番適した商品をご紹介できるよう私たちは日々努力しています。
●年齢・返済期間について
年齢について考えてみましょう。
25歳の方と、45歳の方の住宅ローンは返済期間が変わります。
25歳の方は35年ローンを組むと完済時の年齢が60歳になります。
一方、45歳の方は、35年ローンを組むと80歳になってしまい、35年ローンは厳しくなり、もっと短い期間に設定しなくてはならないかもしれません。
また、自己資金はいくらあるのか?土地があるか、ないか。どのエリアで家を建てようと考えているのか。などによって総予算が大きく変わります。
建てようとしている家はどのようにしたいか?などでも大きく変わってきます。
もし、年齢等の制限があり、返済期間を20年にした場合は35年ローンと、また変わってきます。
フラット35ですが、20年以下の返済期間であれば、35年で組むよりも金利は安くなります。
期間限定固定と呼ばれる商品がありますが、10年の期間限定固定だとすると20年以下の設定であれば、金利がその後上昇しても、支払い負担はそれほど大幅上昇することはないため、リスクが低減されます。ですので、この場合の20年ローンは有利なものとなります。
●団体信用生命保険について
予算が大きい、旦那さんだけの収入では住宅ローンが組めない場合などに夫婦の収入を合算して住宅ローンを組む場合。夫婦の収入がそれぞれ同じくらいの場合は注意が必要です。
ここで注意したいのは、「団体信用生命保険」です。
通常の場合、住宅ローンを組む場合、旦那さんが主債務者となり、奥さんが連帯債務者、あるいは連帯保証人になります。
しかし、連帯債務者、連帯保証人には生命保険がかかりません。つまり、収入を期待していた奥さんが仮に亡くなってしまった場合はその主債務者である旦那さんが全て負担することになります。
こうなると、その後の生活は住宅ローンの支払いのために苦しいものになってしまいます。
この場合は、それぞれが生命保険をかけることが出来る主債務者とすることも一つの選択肢ですし、夫婦で「団体信用生命保険」に入れる商品もありますので、それを検討することも考えましょう。
住宅ローンを選ぶ際は、様々な角度から検証していくことが必要です。自分たちにはどんな住宅ローンが良いのかを真剣に考える必要があります。
そう考えると、ただ単純にハウスメーカーや銀行がすすめる商品を選択することがいかに危険であるかが分かってくるでしょう。ハウスメーカーの指定した銀行、口座がある銀行、給与振り込みをしている銀行・・・そのような理由で住宅ローンは絶対に選ばないようにしましょう。
順調に35年返済していけば何も問題はありません。何かあった時に何とかなる住宅ローンを選びたいものです。
住宅ローンを選ぶことは、理想の家づくりを考える上で家そのものと同じくらい重要であるということを頭の片隅に置いといて下さいね。
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