タッチレス水栓で快適キッチン

タッチレス水栓で快適キッチン

キッチン作業は慌ただしい

家事の中でも特に作業時間が取られるのがお料理を作るキッチン作業です。冷蔵庫などから食材を取り出し、洗ってまな板で切ります。盛り付けをしたり、鍋やフライパンで調理したりします。食器に盛り付けをして、食卓まで運びます。みんなで楽しく食事をした後で、食器を洗い、収納します。

この中でどれだけ作業効率を高められるかが、キッチンの作業を短くするコツです。その一つはなんといっても食器洗い乾燥機でしょう。食器洗い乾燥機があれば、食器洗いや乾燥させる手間が減ります。

今回はタッチレス水栓について考えてみたいと思います。タッチレス水栓があれば、キッチン作業もかなり快適になることでしょう。

タッチレス水栓とは？

タッチレス水栓とは、直接水栓に触ることなく水栓に取り付けられたセンサーにより水を出したり、止めたりすることができます。公共施設などの手洗い器などで吐水口に手をかざすと水が出るタイプのタッチレス水栓を使用された方も多いかと思います。

タッチレス水栓はこんなに便利

昔の蛇口はハンドルを回さないと水が出ませんでした。今の水栓は、レバーを上下するだけで水を出したり止めたりできますから、タッチレス水栓でなくてもそれほど手間はないように感じます。 しかしタッチレス水栓の便利さは使ってみなければわかりません。 キッチンで水を出す場合は、食材を洗ったり、食器も洗ったりするのですが、何よりも汚れた手を洗う頻度が高いのです。タッチレス水栓では汚れた手で水栓を触ることなく水が出せますからとても便利というわけです。

 

キッチン作業で手が汚れる頻度はとても高く、野菜を洗った後、肉や魚を触った後などがあります。そのまま水栓を触れば、手についた汚れがそのまま水栓に着くことになります。 汚れた手で水栓を触ると雑菌がついてしまい、衛生的にも良くありません。汚れた水栓は洗わなくてはいけませんし、その頻度も減りはしません。

 

これを書いている2020年12月現在では今だコロナウイルスの脅威があります。手洗いを徹底し衛生的にも清潔を保つことが感染拡大防止の観点からもとても有効なのです。

 

タッチレス水栓のメリットは、水を出す時だけでなく、水を止める際濡れた手で水栓を触るとその雫が水栓下に落ちてしまい、それを掃除する手間も増えます。

 

もう一つのメリットが 、タッチレス水栓は節水効果が期待できます。普通の水栓では、水を出す時や止める時、たった数秒なのですが水が流しっぱなしになってしまいます。タッチレス水栓の場合は、手や食器が水栓から離れると自動で止まるため、無駄な水が流れることがなく、節水になるのです。

タッチレス水栓の設置時の注意事項とは

ここまではタッチレス水栓のメリットばかりご紹介してきましたが、注意点をお伝えいたします。

まず停電時は、もちろん自動で水が出なくなります。停電時やタッチレス水栓が使えない状況の時、困らないように手動で水が出るように切り替え操作ができるタイプであれば、その方法を事前に調べておきましょう。
当然ですがタッチレス水栓は他の水栓に比べて価格が高くなります。システムキッチンを設置した時のコストが上がるのはもちろん、その後その水栓が壊れて、またタッチレス水栓を設置しようと思うと思った以上に価格が高くびっくりされる方も少なくありません。

 

新型コロナウイルスで特に注目されているタッチレス水栓のメリットとデメリット。よく考えた上で設置を検討してみてください。

 

 

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