失敗しない家づくりで大切なこと02
2022年07月23日
失敗しない家づくりで大切なこと02
前回からの流れで、
今回からは
「住宅ローン」について
お伝えしていきます。
●住宅ローンとは何か?
住宅ローンは、銀行が取り扱う「金融商品」です。
つまり住宅ローンを組むということは、銀行の「金融商品」を購入するということになります。
ということは、「商品」を買うということは、その「商品」についてよく知る必要があります。
みなさん、家を買うことに一所懸命で、肝心の「住宅ローン」という商品のことをあまり知らないんです。
すこしずつ勉強していきましょう。
住宅ローンは大きく分けると、
「変動型ローン」
「長期固定型ローン」
に分けられます。
※10年固定型などがありますが、今回は割愛します。
長期固定ローン=長期プライムレート+銀行手数料‐キャンペーン金利
変動ローン=短期プライムレート+銀行手数料‐キャンペーン金利
このようになっています。
長期プライムレート、短期プライムレートって何?っと思われる方もいるかも知れません。
このプライムレートとは、銀行が融資する際の一番優遇された金利で、1年未満のものを短期プライムレート、1年以上のものを長期プライムレートと呼びます。
このプライムレートの基準となるものが、日銀の政策金利や10年物国債利回りなどの指標となります。
現在、固定金利も変動金利もどちらもかなり低い水準なのですが、この住宅ローンの金利が低いのは銀行が企業努力をして下げてきたものではないのです。
住宅ローンの金利が下がってきたのは、金利の指標となる上記の政策金利や10年物国債利回りが下がってきたからというのが大きな理由です。ですので、銀行が独自の収入となる銀行手数料は変わっていないことに注目したいです。
何が言いたのかを言いますと、今後の住宅ローンの金利の変化は、今後の金利の状況によって変化していくことなのです。
また、銀行独自に行っているキャンペーン金利も、各行が決定しているものなので、今後も継続していくことは分かりません。
次のポイントは、変動ローンと長期固定ローンは前記の通り、金利を決定する基準が違うということです。
先ほど書かせていただいた通り、
変動ローンは「短期金利」で決定され、期間が1年未満のレートです。
長期固定ローンは「長期金利」で決定され、期間は1年以上のレートとなります。
長期金利に比べて、短期金利の方が金利は安いので、変動ローンの方が長期固定ローンに比べて金利が安くなります。
変動と固定の違いについて書かせていただきましたが、
お分かりいただけましたでしょうか。
次回は
「固定金利と変動金利」
「固定金利編」
についてお伝えいたします。
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