城塞

2020年09月28日

こんにちは。

代表の佐竹です。

本のご紹介をします。

司馬遼太郎

城塞

です。

関ケ原の合戦の後、

徳川家康が大阪城を落とす、

大阪冬の陣

と

大坂夏の陣

のお話です。

豊臣家を滅亡させようとする

徳川家康の最後の挑戦といいますか、

徳川幕府２６０年の礎を築いた

総仕上げになっています。

この小説を読んでいると、

どうにか徳川家康にやられることなく、

豊臣家を元の地位に戻そうとする

様々な武士たちが奮闘するのですが、

その大坂方よりも

やはり徳川家康の方が一枚も

二枚も上手です。

しかも大坂の陣は武力、戦の話なのですが、

戦いですべてが決する訳ではなく、

巧みな心理戦や情報戦、根回しなどが必要であり、

徳川家康は戦も上手だったが、

すべてにおいて他を圧倒していたことが

分かります。

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