断熱等級7へのコストアップ
2022年12月13日
断熱等級7へのコストアップ
ギフトホーム佐竹です。
本日は、朝から接骨院に行ってきました。
寒くなってきたからか、最近立ち仕事が多かったからか、
重いものを持つ仕事が多かったからか、
毎日の歩く歩数を気にしているからか
膝が痛くなってしまったのです。
膝といっても前側ではなく、膝の裏側。
やはり接骨院に行って診てもらった方が
早いと思い朝一で行ってきました。
施術して頂いて痛みは幾分取れました。
また張り切っていこうと思います。
さて、本日の話題は、
断熱等級のお話になります。
現在日本の住宅の
断熱等級は下記のとおりです。
(6地域)
等級 | 6地域 | |
等級7
(戸建住宅) |
UA | 0.26 |
ηAC | 2.8 | |
等級6
(戸建住宅) |
UA | 0.46 |
ηAC | 2.8 | |
等級5 | UA | 0.6 |
ηAC | 2.8 | |
等級4 | UA | 0.87 |
ηAC | 2.8 | |
等級3 | UA | 1.54 |
ηAC | 3.8 | |
等級2 | UA | 1.67 |
ηAC | – |
以前ブログで書きました。
現在弊社では、等級6を標準としております。
UA値0.46ですね。この数値を下回るような
断熱設計をしています。
この上の等級7をクリアしようと思うとどうなるか?
UA値0.26ですからUA値をあと0.20クリアしなければ
なりません。
この0.20というのが簡単なようで簡単ではない。
断熱材や窓はどのように変わるのか。
現在弊社で扱っている断熱材と窓は
断熱材 SWパネルT100
窓 アルミ樹脂複合サッシ ペアガラス
という仕様です。
これで直近UA値が0.40でした。
これを0.26をクリアしようと思いますと、
断熱材は付加断熱をしないといけません。
窓は樹脂サッシのトリプルガラスにします。
これですと0.26をクリアできるでしょう。
しかしそれに対するコストはどれくらい
上がるでしょうか。
おそらく150万円はアップします。
現在の材料価格高騰も考慮すると今後は
200万円くらいアップすることになるかも。
これらのことを考えて弊社では
断熱等級6を設定しています。
決して断熱等級7ができないわけではない。
コストと性能を比べて等級6にしています。
しかし時代はどんどん進んでいきますから
等級7が普通の時代になるかもしれません。
ただ、ここまで来るのに国も相当我慢してきました。
未だに2025年の性能義務化が等級4ですから
いつになるやらとも思います。
ただ、50年後、等級4の家と等級6の家の
光熱費の違い、生活の違い、健康貢献度の違いが
だいぶ変わってくることは想像に難くないです。
決して数値に惑わされず、自分の
判断軸を持って考えていただきたいと思います。
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