項羽と劉邦

2020年06月01日

こんにちは。

代表の佐竹です。

私の趣味のひとつに読書がありまして、

最近読んだ本を紹介します。

司馬遼太郎の

項羽と劉邦

です。

中国の歴史小説なのですが、

時代としては

今人気のキングダムの時代が春秋戦国時代で、ここで秦の始皇帝が

出てきますが、

この　秦　の時代の

すぐあとが

この時代です。

楚漢戦争時代というのか、

前漢時代というのかはさておき、

この時代を舞台に、

鬼神のごとき武勇で秦を滅ぼした楚の項羽と、

余人にない人柄で人々に推戴され漢帝国を興した劉邦

の物語。

項羽はかなり体も大きく武力では負けなしの鬼神のような人。

あまり情というものがなく、裏切り者は皆殺しにしてしまう。

そのため、周りにいる人もビクビクして項羽の様子を伺いながら

すごしています。

反対に劉邦はというと、なぜか周りに人が集まってきて

劉邦を助けます。

もともと遊び人のような劉邦ですが、その人気のため

武将に担ぎ上げられ仲間と共に全国統一を目指します。

戦争にとても弱い劉邦。

戦争では常に先頭に立って向かってくる項羽に何度も破れます。

しかし仲間から信頼されるリーダーとして、仲間に助けられながら

中国を統一していく物語。

組織のリーダーとはどのような人物が適切なのかを

考えさせられる小説です。

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