覇王の家
2020年06月29日
こんにちは。
代表の佐竹です。
最近読んだ本をご紹介します。
司馬遼太郎の
覇王の家
です。
前回に続き、
戦国ものです。
この覇王の家は
徳川家康の半生が描かれています。
徳川家康は今川家と織田家の間を人質として行ったりきたりしていましたが、
今川義元が桶狭間で織田信長に負けてから、
今川家から独立するようになりました。
三方ヶ原の戦いや長篠の戦、小牧長久手の戦いなどが描かれており、
なによりもその戦いの詳細よりも、
織田信長とのやりとりや、豊臣秀吉とのやりとりなど、
人と人との関わり合いの人間模様がこれでもかと詳細に書かれています。
織田信長、明智光秀、豊臣秀吉、徳川家康は同時代の戦国武将ですが、
これほど性格が違うとは思いませんでした。
徳川家康は、秀吉以上に人に対する礼儀や義理、人間関係を重視していたようです。
それが特に伝わったのは信長に対する接待と、家来武将への態度です。
関ケ原を読むのも楽しみになってきました。
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