住宅はどんどん進化していく
2022年09月27日
住宅はどんどん進化していく
ギフトホーム佐竹です。
本日は、来客対応と
午後からZOOMで勉強会。
スーパーウォール工法の勉強会でした。
2社の代表の方のお話でしたが、
1社はわれらが岐阜SW会の
会長であられます、一建の山田社長。
もう一社は北海道の標津町の
カワムラ工房の川村社長という方。
北海道の家ってどんなだろう?
って思って聞いておりましたが、
さすがスーパーウォール工法。
やっていることは本州と変わりません。
ただ、C値が異常。
最高0.01ですって。
もう隙間がない。
平均で0.06ってことは
0.1は毎回切るということ。
これはすごいです。
今回はC値の話ではなくて、
北海道の住宅についてお話をしようと思います。
私は大学時代に北海道出身の佐藤くんという子と仲良くしておりまして、
学生番号が前後だったことがきっかけですが、
大学5年間(?)一緒でした。
大学卒業後は数年に一度会ったり、電話したりの仲ですが、
その大学時代に佐藤くんの北海道の実家へ泊ったことが
あります。
バイクで北海道へ行きまして、まあバイクといっても
新潟からフェリーに乗って行ったんですけれども、
佐藤くんのバイクは原付だったので大変でした。
北海道の室蘭市だったのですが、
8月に行ったのにその時は寒かった・・・
佐藤くんの両親が快く迎え入れてくれたんですが、
「北海道は寒いでしょ!昨日寒くて暖房いれたのよ」
なんて言っててびっくり。
その時の光景はよく覚えていますが、
トイレにもパネルヒーターが設置してありました。
北海道はやはり寒さがすごいため、
冬の住宅をいかに暖かく過ごすかの工夫が
てんこ盛りです。
水道は地下深く埋設し、凍結防止のため
水抜き栓が設置されています。
佐藤家のようにパネルヒーターが
全館に設置してある。
このパネルヒーターの普及の始まりが
札幌オリンピックだったんですね
それまでは
石油のストーブをよく利用していたのだとか
それが選手村に設置させるのはよくないと
設置されたのがパネルヒーターだったようです。
このときお邪魔したのが多分
1997年とかだったと思います。
恐らく、当時築15年くらいと推定すると
1982年くらいの建築か。
このころ、省エネのニーズが高まり
灯油の使用量を減らそうという時期です。
佐藤家の家の断熱は分かりませんが、
北海道では断熱に力を入れた
断熱はしたけど、防湿の考えがなく
ナミダダケ事件が発生
それから北海道の住宅事情の
悪戦苦闘が始まります
こんな苦労を長年積み重ねてきたからこそ
日本の気密断熱住宅の今がある。
北海道の住宅研究が今
本州の私たちのお手本になっているんですね
これも時代の流れといいますか
科学の進歩といいますか。
住宅はどこまで進化するんでしょうか
家族の健康と暮らしを守る
高気密高断熱高耐震の家
贈りたいのは、「家族の笑顔」。
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