冬の快適な湿度環境
2022年10月01日
冬の快適な湿度環境
ギフトホーム佐竹です。
本日は、午前中リフォーム工事の現地調査。
午後は、新築ご希望のお客様がご来店。
ありがとうございます。
リフォーム工事は主に外装。
あと３０年住みたいからそのことも考えて。
メンテナンスのことも考えながら
ご提案が出来れば、と思います。
新築ご希望の方は、
新規のご来店。
いろいろとお話を伺っておりますと
私のYouTubeをご覧になられているとのこと。
参考にされているようで、
こんな生なご意見を聞いたのは初めて
だったのでとても嬉しかったです。
ご相談の中で今の住宅の不安・不満は
夏の暑さと冬の寒さ、結露だそうです。
結露がなぜ起きるのか？
それは空気中の水分が窓などで
冷やされて液化され結露します。
簡単にいうと夏場の氷を入れた
飲み物の容器に水滴が付きます。
あれが結露。
なぜ結露が発生するかというと
冷えてしまう場所があるから
なんですね。
昔の家の窓は、アルミサッシで
単板ガラス。冬に室内から窓を触ってみると
冷たい。これが結露の一番の原因。
冬の空気は乾燥しています。
高気密高断熱の家は乾燥する。
結構言われていることかと思います。
でも日本だけでなく世界的に冬の空気は
乾燥している。
冷たい空気は水分の含有量が少ないから。
飽和水蒸気量のグラフ参照ですね。
高気密高断熱の家は、
冬に暖房をつけると早く暖まりやすいから
相対湿度が低くなりがち。
ぜひ温湿度計を家の中に
いろいろなところに置いて計測していただきたいのですが、
快適な基準はひとそれぞれですので
冬の快適な温度と湿度を把握することも大事です。
温度を上げて湿度を下げるか
温度を下げて湿度を上げるか
これ空気中の水分量は変わらなかったりします。
細かい計算はしませんが。
冬の快適な温度と湿度は
18～22℃。40～60％と言われております。
冬はもともと乾燥していますから、
40％にするのにも加湿しなければなりません。
ただし生活していると水蒸気も発します。
料理や、お風呂、洗濯物など。
それでも乾燥が気になるのであれば
加湿器を利用します。
交換型の一種換気の場合であれば
湿度も交換しますので、それほど
湿度を上げないのであれば加湿器の活躍は
あまりないかもしれません。
生活のサイクルにもよりますが、
湿度コントロールは温度以上に難しいと
思います。
なので、温湿度計と自分の体調をチェックしながら
湿度コントロールをするのがいいかと思います。
例えば朝方起きる時に喉が乾燥したように
感じる。温湿度計を見たら30％切ってた。
では寝る前に加湿器を付けて寝たらどうだろう？
みたいな感じで。
一番やってはいけない暖房は
石油系ストーブになります。
石油系は一気に暖かくなるのですが、
暖かくなりすぎるのと、水蒸気が半端なく出る。
一気に湿度が上がりますが、
上がりすぎて結露を招く恐れが高くなります。
石油ストーブの上にやかん置いて・・・
はもう昭和の風景。
家を傷めてしまうので止めて下さい。
これが良かったのは隙間風の多い昔の家。
暖めても暖めても、湿度を上げても上げても
どんどん逃げて行ってしまうから。
高気密高断熱の家の場合は逆に
逃げ場がないので、石油ストーブは
禁止なのです。
温度と湿度適切にコントロールして
快適な生活を！
家族の健康と暮らしを守る
高気密高断熱高耐震の家
贈りたいのは、「家族の笑顔」。
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