日射取得という窓の役割

日射取得という窓の役割

ギフトホーム佐竹です。
本日は、理念プロジェクトという
会議をしておりました。
ギフトホームの魅力は何なのか？
お客様にどう伝えればよいのか？
という難題に取引業者さんと
一緒に考える会議でした。
少しずつ自社の強みが見えてきて、
カタチになる日も近いと思います。
しかし、自社のこととなると
本当に分からないものです。
自分がよいと思っていることが
そうでもなかったり、
自分では当たり前と思うことが
お客様に評価されたりと
分からないことだらけですね。

 

さて、本日は日射取得について

 

冬の省エネ性能はなんといっても
断熱性能とエアコンの性能で
決まるといっても過言ではありません。

 

しかし、もう一つ省エネ性能に
基準があります。

 

それが日射取得。

 

日射取得とは、主に窓を通して
太陽光を室内に取り入れることで
冬期に太陽光の熱で室内を
暖めることをいいます。

 

真冬の寒い時期でも
太陽の光が窓を通して
差し込んできてくれると
室内が暖かくなります。

 

これは単純に窓の大きさに
比例します。

 

窓の大きさが２倍であれば
日射取得も２倍になります。

 

太陽の光が当たる窓が
大きければ大きいほど
冬の暖房が少なくて済みます。

 

断熱性能がそれほど高くなくても
日中の室内温度は高くなります。

 

ただ、それほど寒くない日には
オーバーヒート気味になってしまうことも。

 

また、逆に夏のことを考えると
太陽光が当たってしまう窓からは
欲しくないのに日射取得をして
しまう。

 

特に夕刻時の西日の暑さは
相当なものです。

 

断熱性能を上げるために
窓を小さくするというのは
当然のことですが、
窓をなくすことはできませんし、
やはり採光の面でも窓は欲しい。

 

ＵＡ値がそれほどなくても
冬は日射取得で暖房負荷を減らせる。

 

しかし、夏にも日射取得をしてしまうと
夏の冷房負荷が上がってしまいます。

 

そのためのパッシブデザイン。

 

適切な屋根や庇を設けることで
冬は日射取得を行い、
夏は日射遮蔽を行う。

 

もちろん、屋根や庇を設けなくても
夏にスタイルシェードで日差しを
遮ったってもちろんいいです。

 

窓の役割のひとつに
日射取得があるという事を
おぼえておくと
さらに断熱住宅の面白さが
深まると思います。

 

 

 

 

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