今でもある「玄関寒い」問題

2023年03月02日

今でもある「玄関寒い」問題

ギフトホーム佐竹です。
本日は、長野県長野市に来ています。
中小企業家同友会という
経営者団体に所属しているのですが、
その同友会の
中小企業問題全国研究集会
というものに参加してきました。
全国から中小企業経営者が
集まり、分科会に分かれて勉強します。
３月で暖かくなってきたとはいえ、
やはり長野県は寒かったです。

さて、本日は玄関の温熱環境について

断熱住宅であっても寒い場所は
存在します。

その一番ともいえる場所が玄関。

玄関ホールを設けていて、
ＬＤＫと分離されている場合などは
特に寒く感じる場所になるかと思います。

これ、玄関ドアが断熱ドアでは
ないからなのか？
確かに玄関ドアは断熱住宅の中でも
ネックになりやすい部位になります。

昔に比べて玄関ドアの断熱性は
かなり上がりました。

それでもやはり壁とは断熱係数が違う。

あとは、玄関ドアは定期的に
開閉されるということです。

真冬に窓を頻繁に開閉する人は
そんないいませんが、
玄関だけは出入りするたびに
開閉します。

その開閉回数の頻度によって
玄関の寒さが変わってきます。

玄関ドアを１回の開閉時間
３秒で数m3の空気が入れ替わります。
外気温が０℃ならば
その０℃の空気が玄関内に
入り室内温度２０℃が室外に
逃げてしまう。

特に玄関に暖房設備を置くことは
ないため、一種換気での対流でも
なかなか追いつきません。